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【巨人】門脇誠「このままだと取られて終わるやろうな」 ドラ1石塚裕惺の存在に危機感

東スポWEB / 2024年10月26日 5時11分

石塚裕惺(左)と門脇誠

巨人の門脇誠内野手(23)が25日にジャイアンツ球場で残留練習に参加。来季の定位置死守への思いを語った。

苦しみながら戦い抜いたシーズンだった。プロ2年目の門脇は、開幕前に阿部監督から正遊撃手として名前を挙げられていたものの、前半戦では攻守で思うような結果を残せず。それでも終盤戦では勝負強い打撃と持ち前の守備で存在感を発揮するなど、今季は129試合出場の打率2割4分3厘で終えた。

高い守備力でチームには欠かせない戦力となっている門脇だが、当の本人は強い危機感を抱いている。24日に行われたプロ野球ドラフト会議では上位指名3選手が内野手で、1位には遊撃手として高いポテンシャルを有する石塚(花咲徳栄)を指名。一連の指名に門脇は「当然の結果じゃないですかね」と本音を吐露。

「(自分の)結果が出てないっていうのがすべてなんで。これで出てるとか思っていたらその時点で先がないと思っているので。(石塚は)巨人の遊撃というところで将来性のある即戦力というところでは、(自分は)いつ落とされてもおかしくないので。危機感はずっとあるんですけど、このままだと普通に(ポジションを)取られて終わるやろうなっていう、自分の中ではそういう思いにはなりましたね」と切実な思いを明かした。

日々成長を続けながらもその現状に決して甘んじることはない門脇。「(来年が)大事っすね、やっぱり。1年目も(試合に)全部出ているわけじゃないんで。来年、本当に勝負じゃないですかね」とプロ3年目でのさらなる活躍を誓った。

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