【DeNA】三浦監督〝いつもと違う〟日本シリーズでも信念は徹底「ミスしたら忘れろ」
東スポWEB / 2024年10月26日 5時11分
日本シリーズではベイスターズの〝一丸野球〟が、CSよりも一段階上にレベルアップしそうだ。三浦大輔監督(50)は開幕前日の25日、こう強調した。
「日本シリーズがいつもと違うのは当然のこと。(選手に)いつも通りにやられたら困りますし、マスコミの方々もいつも通りでは困ります。盛り上がり方も、また違う盛り上がり方になると思う。全員が力を合わせて力を出し切って、束になってかかっていかないと」
主将・牧は初めての日本シリーズを前に「本当に未知数で、雰囲気も何もかも、本当にまったくわかんない」と素直な気持ちを吐露。そこで「2017年にシリーズを体験した先輩の方々にも、いろんなことを聞いてやっていく」という。
17年は今年と同じくリーグ3位からの下克上で、日本シリーズへ進出。やはり同じ相手のソフトバンクに辛酸をなめたものの、2勝4敗と善戦した。当時の激闘を経験した先輩チームメートには筒香、桑原、戸柱らが名を連ねている。牧が聞きたいのは、三浦監督も強調した「雰囲気の違い」だ。「ハマスタでの最初の2試合、特に明日の初戦はすごい大事になるので、どんな雰囲気になるか、自分も初めて味わいますから」と口元を引き締めた。
そうした中、三浦監督もCSを通して、選手の成長を感じ取っている。
「ああいう接戦の緊張感がある中で、ミスもいっぱいありましたが、それ以上にいいプレーもいっぱいあって勝ち切った。チームにとって、非常に大きなCSでしたね」
選手の成長を促し続けている指揮官のキーワードが「ミスしたら忘れろ」。特に巨人とのCSファイナルステージ第6戦(21日・東京ドーム)で初回に適時失策しながら、5回に適時三塁打を放って逆転に結びつけた森敬は、成長株の最たる例と言っていいだろう。
森敬が「結構ミスを引きずることもある」と打ち明けていることと照らし合わせれば、三浦監督の箴言(しんげん)が〝洗脳効果〟となってプラスに働いたことは間違いない。
それでも指揮官は「それは周りの声がけのおかげでもある」と強調する。「ベンチで森が暗くならないように、周りが『次だ、次、次!』と声がけして、そういう(前向きになる)空気にしてくれてるんですよ。森本人がやってしまったと思うのは仕方がない。それでもね、ミスの後で下向いてプレーしてなかったですからね。そういう姿勢になることが大事です」。
振り返れば三浦監督もまた厳しい短期決戦を通じ、指揮官として大きく成長した。自身のレベルアップ、そして徹底しながら積み重ねた選手教育でパ王者のソフトバンクを倒せるか。最大の勝負が始まる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
DeNAの今季は「日本一」?「日本シリーズ優勝」?気遣い番長は文句なしの日本一監督
スポニチアネックス / 2024年11月16日 12時38分
-
【プレミア12】井端監督 初戦快勝のウラで悩んだ「4番問題」 誤算だった岡本和の離脱
東スポWEB / 2024年11月14日 5時9分
-
【DeNA】ドラ1度会隆輝をCS以降招集せず…日本一・三浦監督が見せた「独自性」と「鬼番長ぶり」
東スポWEB / 2024年11月4日 5時1分
-
【日本S】王手のDeNA・三浦監督に油断はなし「まだ終わってない」
東スポWEB / 2024年10月31日 23時5分
-
【日本S】第3戦先発は東克樹 山本祐大、オースティン…DeNAが故障者を一斉投入の〝大バクチ〟
東スポWEB / 2024年10月29日 5時5分
ランキング
-
1巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 11時32分
-
22連敗で崖っぷち…米国指揮官嘆き「非常に厳しい試合」 2戦17失点と投手陣が崩壊
Full-Count / 2024年11月22日 16時5分
-
3大谷翔平 文句なし満票!史上初DH専任、2人目両リーグMVP!守備貢献度なしも打と走でWAR断トツ
スポニチアネックス / 2024年11月22日 8時53分
-
4「好きなスポーツ選手」大谷翔平が過去最多41・5%で1位 サッカー、バレーから2人ずつがトップ10入り
スポーツ報知 / 2024年11月22日 15時39分
-
5レイカーズ八村塁vs日本バスケ協会の埋まらぬ深い溝…事務総長は苦しい釈明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください