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【なでしこ】佐々木則夫監督代行 優勝メンバー引き合いに選手にハッパ「もっと我を出さないと」

東スポWEB / 2024年10月26日 6時5分

選手にゲキを飛ばした佐々木則夫監督代行

なでしこジャパンと韓国女子代表の国際親善試合(26日、国立競技場)で監督代行を務める佐々木則夫女子委員長(66)が、代表選手に向けて〝レジェンド〟たちを引き合いにハッパをかけた。

今回の日本チームは、ベスト8となったパリ五輪のメンバーを中心に編成され、FW松窪真心(20=ノースカロライナ・カレッジ)ら3選手が初選出された。2011年ドイツ女子W杯では主将のMF澤穂希、現在バラエティーなどで活躍するFW丸山桂里奈などを擁し、日本を世界一に導いた佐々木氏が8年ぶりに指揮を執る。

〝名将〟は25日の会見で、当時の優勝メンバーについて「非常に(キャラが)濃かった。僕に対してのプレッシャーも高く、個性があって非常にやりづらいところもあったけど、それもそれで彼女たちは(個性を)生かして世界で戦ってくれた」と力説。その上で、今の代表メンバーに向けて「ピッチ内外でおとなしいので昔と比べて非常にやりやすいけど、そういうところだけではダメ。技術的には(W杯を)優勝したころの選手よりもうまいし、もっと我を出さないと」とゲキを飛ばした。

佐々木氏はパリ五輪後初の試合に向けて、若手選手の積極起用を明言。松窪は「スタメンで試合に出たい気持ちはある。試合に出ることが自分の評価につながると思う」。同大会に出場したMF谷川萌々子(19=ローゼンゴード)も「パリ五輪が終わって、よりチームを引っ張っていきたい思いが強まった。まずはピッチに立って結果を残したい」と闘志を燃やす。

名将からの言葉を胸に、日韓戦で躍動した姿を見せる。

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