ドジャースファンの妨害行為で試合中断…「出禁な」「邪魔すんな」怒りの声続出

ヤンキースのグレイバー・トーレス（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ＭＬＢのワールドシリーズが２５日（日本時間２６日）にドジャー・スタジアムで開幕した。ドジャースとヤンキースによる名門球団同士による攻防は終盤まで接戦となったが、ファンのある行動で試合が一時中断するハプニングも発生した。

２―２で迎えた９回表のヤンキースの攻撃中の出来事だった。二死走者なしから１番・トーレスが放った左中間への飛球はフェンスを越えるかどうかギリギリの飛距離。ここでスタンドの最前列にいたドジャースのユニホームを着たファンが左手にはめたグラブを伸ばし、ノーバウンドでキャッチしてしまったのだ。審判団は映像を確認するため、試合が一時ストップ。その結果、飛球はフェンス手前への打球で二塁打となったが、世界各国の野球ファンが注目する中での中断にＳＮＳやネット上は大騒ぎとなった。

そこではプレーを止めてしまったことに怒るファンも少なくなく「出禁な」「何してくれるんだ！」「退場させろ」「邪魔すんな」「強引に捕るなよ」などとクレームをつけただけでなく「何でドジャースファンが捕るんだよ」「つい捕ってしまうのか…」などとヤンキースの選手が放ったボールを捕ろうとしたことに疑問を投げかける投稿も続出した。