「豚骨×ジェノベーゼ」一見地雷なんじゃないかって? なんのなんの!【人気ブロガー厳選新作カップめん5品】
東スポWEB / 2024年10月26日 13時5分
従来の「多加水真空仕立て麺」を超える、ノンフライめんのベクトルに肉薄した高密度食感を実現していたので、新時代の到来は秒読み段階。メーカー希望小売価格が事実上の標準よりも高いので、G系を標榜していたスープは及第点、かやくについては及第点以下ですけど、めんには凄まじいポテンシャルが備わっていました。
【使い回しの天才、再び。】まるか食品「ペヤング 中華五目やきそば」(214円+税)
1975年(昭和50年)3月13日から現在にかけて、絶対的な信頼を得ている「ソースやきそば」が存在するからこそ、あっと驚く変わり種を矢継ぎ早に展開しても許されているペヤング。しかし、油揚げめんの使い回しはもちろん、実は添付調味料の使い回しも珍しくありません。
昨年に本コーナーで「キクラゲとたまごのやきそば」を紹介しましたが、具材の内容だけ変更し「中華五目やきそば」を新商品として発売ですよ。まったく…素晴らしいじゃないですか。一見すると芸がないワザに思えますけど、具材を変えるだけで全体の雰囲気は一変。ソースの完成度が高いからこそ成立している荒技ですが、この流れで「ペヤング飯店」シリーズ化とかダメですかね。関係者の皆様、ご検討ください。マジで。
【ついに“雑うま山頭火”降臨】セブンプレミアム「名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル」(198円+税)
らーめん山頭火(さんとうか)とは、株式会社アブ・アウトが運営している「しおらーめん」の名店で、セブンプレミアムゴールドのカップラーメンも監修している大御所。それは本物志向の味わいで人気を博しているのですが、山頭火のイメージとは対極といっても過言ではない“雑うま”をコンセプトに開発されたのが本商品。
すでに「すみれ」と「一風堂」が体現していたように、いつものカップラーメンとは完全に別物で、これはこれと割り切る必要があります。しかし、文字通りジャンクな味わいを表現しつつ、その作りは丁寧で、まろやかな豚骨と独特の余韻は「らーめん山頭火」監修だからこそと思えるポイント。さらに強めの黒胡椒とフライドガーリックのパンチも記憶に残るレベルで主張してくる、これまでにない豚骨塩味でした。まだ続編の情報は仕入れていませんが、この流れで雑な汁なしカップめんとかも出してほしいですね。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。
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