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【日本S】ソフトバンク有原の先制打はナメすぎたDeNAバッテリーの「配球ミス」

東スポWEB / 2024年10月27日 5時10分

タイムリーを打った有原(左)を出迎える近藤健介

日本シリーズ2024の第1戦は26日、横浜スタジアムで行われ、ソフトバンクがDeNAに5―3で勝利した。ソフトバンク先発・有原は7回4安打無失点の好投に加え、バットでも先制の2点適時打を放つなど投打にわたる大活躍。だが、本紙評論家の伊原春樹氏は有原の先制打について「DeNAバッテリーの配球ミス」と厳しく指摘した。

【新鬼の手帳・伊原春樹】ソフトバンク先発の有原は7回無失点と14勝を挙げたシーズン中と同じようなナイスピッチングを披露した。ストレートも普段通り走っていたし、DeNA打線に対して決め球のフォークがよく効いていた。甲斐のリード通りに投げ込む制球力はさすがといえる。

今年のソフトバンク先発陣は有原とモイネロの2枚看板が中心。ダブルエースの1人が日本シリーズの大舞台でもシーズン同様のピッチングができたのはこの後の戦いにおいても大きな意味を持つ。有原の次回登板は1週間後の第6戦が有力だと思うが、たとえもつれても頼りになる存在が控えているとなればソフトバンクは精神的にも断然優位に戦えるからだ。

有原は2回二死満塁から右前へ先制の2点タイムリー。もちろん先制打を放った有原の打撃は見事だったが、これはDeNAの捕手・戸柱の配球ミスだと思う。

パ・リーグの投手はシーズン中、打席に入ることがないとはいえ、日本シリーズ前には打撃練習もこなしている。投手といえどもバットを持っているわけだから変化球や内角への速い球をまぜながら慎重にリードすべきだった。ところがこの打席はすべてストレートで勝負。1―1からタイムリーを許した3球目は打者にとって最も打ちやすい外の真っすぐ。先制点を絶対に与えてはいけない場面で不用意な1球だった。(本紙専属評論家)

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