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【スターダム】朱里 ワールド王者・中野たむの意味深メッセージに回答「今は違うベルトを見てる…」

東スポWEB / 2024年10月27日 6時10分

タッグリーグ戦を白星発進した朱里(右)&鹿島沙希

女子プロレス「スターダム」の〝モノが違う女〟朱里(35)が、ワールド王者・中野たむからの意味深メッセージに回答した。

26日の新宿大会でタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」が開幕。鹿島沙希とのタッグ「凹アネコン凸」でレッドゴッデスから出場した朱里は、初戦で極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波&上谷沙弥と対戦した。

7月23日後楽園大会のゴッデス王座戦では、ともにベルトを保持していた小波に試合中に裏切られ、王座から陥落。その後、小波は極悪軍団に復帰し、ベルトもヘイトの渡辺桃&テクラの手に渡ってしまった。

9月28日後楽園大会では凹アネコン凸で同王者に挑戦したが敗北。悔しい思いをしてきただけに、タッグリーグ戦にかける思いは誰よりも思い。

この日も小波と火花を散らした朱里は、鹿島と好連係を炸裂。最後は小波を得意の白虎(変型マフラーホールド)で絞り上げギブアップを奪った。好調な滑り出しを見せ、「タッグリーグ開幕戦、沙希とまず1勝しました! 沙希が『朱里の力で』みたいなこと言ってたから、最初は不安だったのよ。でも、沙希もめちゃくちゃヤル気でパワーアップに励んでくれたんだよね」と大喜びだ。

さらに「この勢いのまま2人でタッグリーグ優勝して、絶対にゴッデスを巻いてみせます」と王座取りを誓った。

最近の朱里には、新たな動きもある。13日の石川大会でワールド王者の中野から「朱里さあ、ちょっと力を持て余しているんじゃない? たむは、あんたともっと戦いたい」と、同王座への挑戦を促すような意味深メッセージを送られたのだ。

朱里は2021年12月にワールド王座を初戴冠し、1年間で10度の防衛に成功。陥落後は同王座に一度も挑戦していない。だが、今年1月に岩谷麻優のIWGP女子王座取りに失敗したことから、現在は同王座へ視線を向けている様子。中野のラブコールについて問われると、数分考え込んだ末に「ぶっちゃけ今は違うベルトを見てる…」と打ち明けた。

その上で中野&玖麗さやかとの公式戦(11月23日、仙台)を心待ちにする。「まずはタッグリーグでしょ。せっかく当たるから、またバチバチやり合おうよ」と拳を突き出しで呼びかけた。団体最高峰王者に、モノの違いを見せつけることができるか。

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