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山本由伸が松坂大輔以来のWS日本人勝利投手「選手として幸せ。あと2つ全員で勝つ」

東スポWEB / 2024年10月27日 13時5分

ヤンキース打線を抑えてほえる山本由伸(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・山本由伸投手(26)が26日(日本時間27日)のヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に先発し、7回途中を1安打、1失点に抑える快投で2007年の松坂大輔(レッドソックス)以来のWSでの日本人投手白星をあげた。

山本は「とにかくチームが勝ててうれしい。先制点を取ってもらって、追いつかれたけど、冷静にいけた。ストライクゾーンでしっかり勝負できた。運よくいいピッチングができたと思う」と汗を拭った。大谷の左肩負傷で喜び爆発、とはいかないまでも充実した表情を見せた。

フォーシームにスプリット、カーブ、スライダーを織り交ぜてヤンキース打線を手玉に取った。3回にソトに同点ソロを許すが、被安打はこれだけ。4回以降は危なげなく三者凡退を続けた。主砲のジャッジには3打数無安打、2奪三振。スライダーとスプリットで空振り三振に仕留め、マウンドでほえた。7回までマウンドに立ち続け、86球でバンダと交代する際にはスタンドからの〝ヨシコール〟を浴びながらベンチに下がった。

第3戦からは敵地ニューヨークに場所を移す。「選手として幸せに思う。あと2つ全員で勝って応援してくれるみなさんに喜んでもらえたら。チーム一丸でみんなで頑張りたい」と頂点を見据えた。

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