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【中日】落合博満氏〝脱臼ガッツポーズ〟の井上新監督に期待「選手をまとめることはたけている」

東スポWEB / 2024年10月27日 14時30分

落合博満氏

現役時代にNPB最多の3度の3冠王を獲得した元中日監督の落合博満氏(70)と元DeNA監督の中畑清氏(70)が27日、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにご意見番として生出演。24日に行われたドラフト会議で4球団競合の末、最速154キロ左腕、金丸夢斗投手(21=関大)の交渉権のクジを引き当てた中日・井上一樹新監督(53)について言及した。

アマチュアナンバーワン投手として今ドラフトの目玉となっていた金丸の当たりクジを引いたとあって井上監督がド派手なガッツポーズを繰り出して「脱臼しました」とジョークを飛ばして話題となった大興奮シーンを何度も繰り返して番組内で紹介。

番組MCの膳場貴子アナウンサーが「クジを引き当てて大興奮でしたね、中日の井上監督は。中畑さんあのお気持ち分かりますか?」と聞かれると、中畑氏は「分かりますよ! 4球団が競合したわけですからね。そこで新人監督ですよ、彼は。クジ引いたの初めてなんですよ。それで当たりクジを引いた、宝くじを一発で引いたって感じですよ。それぐらいうれしいよ」と力説した。

一方の落合氏は「いやー、ドラフトでクジ引いたことないんですよ」と返答。膳場アナが「意外ですね」とリアクションをすると、落合氏は「「クジ引くまでは球団の仕事、獲ってきたら監督の仕事って割り切ってたんでね。だから、1位を当てたあの気持ちっていうのは(監督時代に球団の)テーブルで(見ていて)『あっ、良かったな』ということは実感しましたけども、実際、あそこでやったことないんでね」と淡々と話した。中畑氏は「でも、オチ(落合氏)の興奮するとこ見たかったね。一度もないもん。淡々としたこの雰囲気ね。ちょっとホントむかつくとこがある」とイジり、周囲の笑いを誘った。

同局の駒田健吾アナウンサーから、監督時代に現役だった井上新監督について問われると、落合氏は「黙々と練習するタイプですよ。選手会長もやってて選手をうまくまとめることは、たけていると思います。新監督になってどういう野球をやるかは、これからなんですけども。中日球団だけじゃなくて阪神でもコーチをやっている。これが結構いい方向に出るんだろうと思いますけどね」と期待を寄せた。

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