【ＭＬＢ】菅野智之 米誌がオリオールズに獲得を進言「ポジティブな兆しになる」

巨人の菅野智之

米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッド（電子版）は２８日（日本時間２９日）にオリオールズのＦＡ市場での獲得候補に海外ＦＡでのメジャー移籍を目指す巨人の菅野智之投手（３５）を挙げた。

同誌は、オリオールズからＦＡになるコービン・バーンズ投手（３０）の契約相場が総額２億５０００万ドル（約３８２億円）に達する可能性があることから、「バーンズに巨額の資金を費やすよりも、２、３人の先発投手と契約する方が良い選択肢だと考えるシナリオもある」と指摘。

その一つに「日本のスター、菅野智之も含まれている。菅野は、過去数年の冬に大リーグ（の移籍市場）でＦＡになった他の国際的なスター選手ほど大々的な報道にはなっていないが、それは彼の年齢に関係している。この右腕は３５歳である」と説明した。

その上で「彼の年齢にもかかわらず、オリオールズは、特にバーンズを（ＦＡ移籍で）失った場合、彼の力を使うことができる」と断言。通算１３６勝７５敗、防御率２・４５、１５９６三振をマークした菅野の実績を評価し、「日本から来た投手はＭＬＢでしばしば成功を収めている。もしオリオールズが彼にチャンスを与えたいのであれば、それはポジティブな兆しになる」と、獲得を進言した。