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小川航基が2ゴール「普段は冷静な小川が同僚を叱責」菅原由勢はスーパークリア

東スポWEB / 2024年10月30日 10時11分

小川航基

オランダカップ1回戦(29日=日本時間30日)でNECナイメヘンの日本代表FW小川航基(27)が、4―3で勝利したズウォレ戦で2ゴールをマークした。

1―2で迎えた後半44分に小川がヘディングで劇的な同点弾を叩き込んで、延長戦に突入。延長前半に途中出場のFW塩貝健斗(19)が、慶応大から移籍後初となるゴールを決めて勝ち越しに成功すると、延長後半16分に再び小川が追加点を記録した。MF佐野航大(21)もフル出場し、勝ち上がりを決めた。

オランダメディア「FORZANEC」は「日本ストライカーが感動の勝利をもたらす」と報じた上で、「前半は驚くほど弱かった。それを象徴するのは小川とビト・ファンクロイの口論だった。後ろからのロングボールに日本人FWが頭で合わせたが、ウインガーはどこにボールが落ちるかを正確に予測できなかった。これに普段は冷静な小川がフラストレーションを引き起こし、身ぶり手ぶりでチームメートを叱責しているようだった」と指摘した。

小川の「猛ゲキ」にイレブンも奮起。チームは調子を取り戻し、延長戦の末に勝利した。同メディア「NOS」は「塩貝と同胞の小川が勝利をもたらした」と活躍を伝え、同「DE TELEGRAAF」は「日本人の逆転劇となった」と奮闘をたたえた。

また、イングランドリーグカップ4回戦で、サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢(24)がスーパークリアを見せた。MF瀬古樹の所属するストーク戦。2―2で迎えた後半40分に相手選手とGKが交錯し、こぼれ球がゴールラインを割る寸前に菅原がスライディングでスーパークリアし、失点を阻止した。すると43分に味方が勝ち越し点をマークし、ベスト8に進出を決めた。

ドイツカップ2回戦でシュツットガルトのDFチェイス・アンリ(20)はMF横田大祐(24)の所属する2部カイザースラウテルン戦に右サイドバックでフル出場し、2―1の勝利に貢献した。

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