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黙とう中のフリーマンにヤンキースファンが“最低ヤジ” 素行不良に呆れ「もう驚かない」

東スポWEB / 2024年10月30日 17時10分

止まらないフリーマン(ロイター)

米大リーグのワールドシリーズ第4戦が29日(日本時間30日)、ニューヨークで行われ、大谷翔平投手(30)が所属するドジャース(ナ・リーグ)はヤンキース(ア・リーグ)に4―11で負けて3勝1敗となり、4年ぶり8度目の制覇は持ち越しとなった。東西の名門対決は大きな注目を集めているが、一方でヤンキースファンの〝マナー違反〟も問題視されている。

この日はドジャースの右翼手のムーキー・ベッツ内野手(32)の守備を邪魔したヤンキースファンが退場処分を受けた。初回にトーレスが放ったファウルフライを、ベッツが客席に手を伸ばすようにして好捕。すると、そばにいたヤンキースファンがベッツのグラブを両手で奪い取ろうとし、もう一人は右手をつかみ、ボールはグラブからこぼれ落ちた。

近くで見ていた審判員は捕球を認めてアウトをコール。けがにつながりかねない暴挙には全米のメディアから猛バッシングされた。

さらに5回終了後に行われるがん啓発企画の「スタンド・アップ・トウー・センサー」でもヤンキースファンの暴走が…。母親をがんで亡くしているフレディ・フリーマン内野手(35)が黙とうしている最中に「最低だ、フリーマン!」のヤジが飛んだ。この声がFOXの中継に拾われてしまい、瞬く間に拡散された。

フリーマンは初回に2ランを放ち、ワールドシリーズで6試合連続本塁打の新記録を樹立。ヤンキースにとっては最大の天敵になっているが、SNSでは「彼らは史上最悪のファン」「もうヤンキースファンには驚かない」「ムーキーからボールを奪おうとしたバカと関係があるに違いない」…と非難の声が相次いだ。

第3戦で大谷が左肩を負傷した際にはヤンキースファンが中指を立てて歓喜する動画がSNS上に拡散され、地元ニューヨークメディアからも糾弾された。米メディア「ブロバイブル」は「第5戦はヤンキー・スタジアムで行われるため、ヤンキースファンの悪ふざけが増えることが予想される」と警鐘を鳴らした。

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