【巨人】横川凱が全国制覇した大阪桐蔭同期のエース・柿木蓮「戦力外通告」に複雑な心境
東スポWEB / 2024年10月31日 5時0分
巨人の横川凱投手(24)が30日に母校・大阪桐蔭野球部の同期への思いを明かした。3年時の夏の甲子園で全国制覇を果たすと、同年のドラフト会議で指名を受けた根尾(中日)、藤原(ロッテ)ら同期とともにプロの世界に飛び込んだ。一方、プロ6年目を迎えた今季は同期の一人で当時のエース・柿木蓮投手(24)が日本ハムから戦力外通告を受けた。そんな仲間たちを左腕はどう思うのか――。
今季の横川は5月上旬からファーム暮らしが続いたが、9月7日に一軍再昇格。先発と救援で12試合に登板して3勝1敗、防御率0・94の成績でCSでも1試合に登板し、1回無失点と大舞台で仕事を果たした。
そんな横川もプロ入りから6年。全国優勝を成し遂げた2018年の夏の甲子園のメンバーで「黄金世代」とも称された。根尾、藤原、柿木らはそれぞれ別の球団に進んだが、当時エースだった柿木が今オフに戦力外通告を受けた。
旧友を気遣い、いまだに連絡を取っていないという横川は「どのタイミングで連絡するのが一番いいのかなと考えていて…。直接会って話すのが一番なんですけど。そうすれば気楽に話せるんですけど、秋季練習などもあってなかなか…」と複雑な胸中を告白した。
全国制覇から6年がたっても、柿木は何物にも代えがたい存在だったという。
「大阪桐蔭のエースとして引っ張ってくれてましたし、僕の中では高校の時からすごい頼れる存在で。下級生の時からしっかり結果を出して、大阪桐蔭の背番号1を背負って、僕らの代を背負ってマウンドに立ってくれていたので。それを自分は全然できなかったですし、僕にとっては憧れの存在…。その気持ちは今でも変わらないです」
柿木だけでなく、苦しみながら奮闘し続ける根尾や藤原、そして野球部の同期たちへの思いも変わらない。
「今はもう野球をやってない子たちとかも同級生にたくさんいるんです。もちろん自分はしっかりこの舞台で活躍するのは目標であるので達成したいですけど、いろんな分野でみんな頑張っていると思うので『同期の中で一番活躍してやる』という気持ちではなくて…。いろんなことがあると思うんですけど、みんなで助け合って頑張っていきたいと思っています」と静かな口調ながらも熱い思いを吐露した。
遠く離れた地で頑張る仲間たちに負けないためにも、横川は巨人でさらなる高みを目指す。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
指名漏れ、2度目の戦力外、防御率9点台 苦しむ大阪桐蔭“最強世代”…波乱万丈の現在地
Full-Count / 2024年11月20日 7時30分
-
日本ハム・柿木 14日、12球団合同トライアウト参加 現役続行へ「集大成という気持ちで臨みたい」
スポニチアネックス / 2024年11月14日 6時1分
-
外れ外れ1位が戦力外、6位指名はエースに成長 明暗クッキリ…巨人18年ドラフト組
Full-Count / 2024年10月29日 7時30分
-
大阪桐蔭の甲子園V世代にまたも吉報届かず センバツ優勝捕手、清原Jr.にも…主な指名漏れ選手は
THE ANSWER / 2024年10月25日 4時53分
-
大阪桐蔭の甲子園V世代・山田健太が指名漏れ 「まさか」の大学時代に続き…根尾・藤原と同い年スラッガー
THE ANSWER / 2024年10月24日 19時15分
ランキング
-
1巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 11時32分
-
2楽天 浅村が現状維持の年俸5億円でサイン 残り36本の通算2000安打早期達成に意欲
スポニチアネックス / 2024年11月22日 11時10分
-
3大谷翔平 文句なし満票!史上初DH専任、2人目両リーグMVP!守備貢献度なしも打と走でWAR断トツ
スポニチアネックス / 2024年11月22日 8時53分
-
4レイカーズ八村塁vs日本バスケ協会の埋まらぬ深い溝…事務総長は苦しい釈明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分
-
5デコピンもMVP!ドジャースが大谷翔平の愛犬を「最優秀犬」と称賛 「ディコイにもチャンピオンリングを!」の声
スポーツ報知 / 2024年11月22日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください