ウクライナ突入の北朝鮮軍全滅情報 1人を除いて全員戦死か リトアニアのNGO代表が明かす
東スポWEB / 2024年10月31日 11時35分
リトアニアメディア「LRT」が先日、「北朝鮮軍、25日にウクライナ部隊と交戦…1人を除いて全員戦死」と報じた。米情報などによると、北朝鮮兵がロシア極東で訓練を受けた後、ウクライナが越境攻撃をしているロシア西部クルスク州に向かったとされていた。しかし、すでに前線で戦闘していたどころか、戦死していたというのだ。
リトアニアの著名な非政府組織(NGO)「ブルー・イエロー」の代表、ジョナス・オーマン氏が入手した情報によると、「最初の戦闘は25日、ウクライナ軍が占領中のロシア西部クルスク地域で発生しました。私の知る限り、1人を除いて全員が死亡しました。生き残った1人は、ブリヤート人(ロシア連邦を構成するブリヤート共和国)であるという書類を持っていました」と明かした。
ブルー・イエローは2014年からウクライナ軍を支援しており、前線やウクライナの意思決定者からの情報に直接アクセスできるため、オーマン氏の情報は確度が高いという。
また、オーマン氏は「数週間前、北朝鮮兵はロシアに行く準備をしており、ウラジオストクに移送されているという警告を受けました。最初は1500人でしたが、その後1万2000人になりました。私の知る限り、その数は8万8000人にまで増える可能性があります」と話した。
しかし、北朝鮮兵の質が非常に悪いという情報がある。軍事事情通は「北朝鮮兵は朝鮮半島の山岳地帯での作戦訓練を受けた部隊の出身のようで、平たんで開けた地域での戦闘には不向きといわれています。また、ロシア指揮官が朝鮮語をしゃべれないし、北朝鮮兵がロシア語をしゃべれないので、命令できない」と指摘する。
さらにひどいのは“体格”だという。パレードなど、メディアに出てくる兵士は背が高くて筋骨隆々だが、それはいわゆる“テレビ用”だという。「実際の兵士は栄養失調に陥っている可能性も示唆されています。1990年代初頭までは入隊の条件として身長150センチ、体重48キロと定めていましたが、兵力の確保が難しくなったことから90年代後半には身長148センチ、体重43キロまでに下方調整。その後は、身長143センチ、体重37キロまでにさらに引き下げたとの報道もあります。金正恩総書記が、軍部隊の栄養失調者をなくすよう繰り返し指示していますが、どれほど改善されたか疑問です」(同)
北朝鮮兵は精鋭ではなく、単にウクライナ軍の砲弾を消費させるための存在なのだろうか。
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