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アニメ1クール放送中にラバーグッズを量産せよ! 日本国内初のPVCラバー工場に潜入取材

東スポWEB / 2024年10月31日 19時5分

実際にTLT社では3年前からアクリルスタンド製造に必要なレーザーカット機やUVインクジェット機なども導入済み。PVCラバーとアクリルを組み合わることでグッズのバリエーションが日々増えているという。ラバーグッズだけでも月間で約60種類、3万個を製造。1000個程度の注文であれば納期はおよそ1か月で済む。

「発注から納品までに要する時間、いわゆるリードタイムをいかに短くするかというのは製造業にとって長年の課題。リードタイムを短縮する最も手っ取り早い方法は在庫を確保することだが、逆に過剰在庫となればコストとなり、トレードオフの関係にあります。最近ではAIなどデジタル技術を駆使して国内サプライチェーン(供給網)の強靱化への取り組みが進められています」(渡辺氏)

経済産業省「2024年版ものづくり白書」では日本の製造業の海外売上比率が20年間で急増したものの、欧米企業に比べると利益率が低水準であることが示された。また、事業や地域が多角化するほど収益性が下がる傾向も指摘されている。だが、裏を返せば最適化に成功すればまだまだ“ものづくり大国”復活のチャンスは残されているということ。頑張れ、日本の製造業!

☆わたなべ・ひろあき 1967年生まれ。静岡県浜松市出身。「やらまいかマーケティング」代表取締役社長。大学卒業後、ローソンに22年間勤務。店長を経て、コンビニバイヤーとしてさまざまな商品カテゴリーを担当し、約760品の商品開発にも携わる。フジテレビ「Live News α」コメンテーター。Tokyofm「ビジトピ」パーソナリティー。

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