【日本Ｓ】王手のＤｅＮＡ・三浦監督に油断はなし「まだ終わってない」

レフトスタンドのファンにあいさつするＤｅＮＡ・三浦監督（手前）とナイン

ソフトバンクとの日本シリーズ第５戦（３１日、みずほペイペイ）にＤｅＮＡが７―０で勝利。３勝２敗とセ３位からの下克上日本一へ残り１勝とした。

試合後、三浦大輔監督（５０）は「まだ終わってないのでね。きょうの試合勝てたのはよかったですけど」と表情を引き締めた。

中４日の先発・ジャクソンが７回無失点。筒香の先制適時打、牧のシリーズ１号３ランが飛び出し投打がかみ合った。「チーム状態もいいですし、選手たちの表情見てもいい形でこの３試合戦えました」と手ごたえを感じつつも、「またホームに帰っても同じような雰囲気で入っていけるように準備しておきます」と１１月２日の第６戦（横浜）に向け切り替えた。

２戦連続でパ王者から零封勝ちとなったが、指揮官は「毎試合毎試合出し切る。そこは変えずに」と２６年ぶり日本一へ一切、油断はなかった。