【日本ハム】新庄監督は不在…逆にキツい? 秋季キャンプ〝地獄メニュー〟から大激変した背景
東スポWEB / 2024年11月2日 6時1分
これもチームが強くなった証しか。日本ハムが本拠地・エスコンフィールド北海道で1日からスタートさせた秋季キャンプが激変している。
新庄剛志監督(52)が就任して以降、秋季キャンプといえば指揮官が先頭に立ってナインを鼓舞。練習メニューもハードで、特に本拠地開業元年だった昨年は失策数が激増し、初日から荒木雅博臨時コーチらを招いて徹底的に守備力の強化を図った。新庄監督が私物を来場者にプレゼントするファンサービスを行う一方、選手は連日降り続くノックの雨に悲鳴を上げまくっていた。
ところが、今年はそんな地獄絵図は一切なし。練習も至って〝平穏〟で午前10時から始まった全体練習も約2時間半で終了し、午後は選手個々の個別練習の時間に充てられた。しかも新庄監督はキャンプ初日から不在。球団関係者によれば「今後も不参加の予定」だという。
大きく様変わりした背景には、成熟し始めたチーム状況が深く関わっている。昨年までは経験も浅い若手主体だったことに加え、2年連続で最下位に低迷。攻守で各選手を底上げするべく、強制的な練習が不可欠だった。
だが、今季は遊撃手・水野を筆頭に各選手が着実に成長。チームも優勝こそ逃したものの、堂々のリーグ2位にまで躍進した。今後、さらに上位を目指すためには育成と並行して個々の技術向上が必須。そのため今キャンプは各選手に練習メニューを委ね、チーム強化を図っていくというわけだ。
この日、全体練習を視察した栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)は新庄監督の胸中を代弁するようにこう語った。
「技術に関しては、個人で全員メニューが違うはずなんで。一人ひとりがやるべきことが全然違ってくる。監督の意図は選手に伝わっているので『もっと自分でちゃんと考えてやってください』と。選手にとっては逆にキツいかもしれないけど、それを求めたということです」
2年間続いた地獄キャンプからの大変革は、常勝軍団への足がかりとなるか。
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