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【日本ハム】郡司裕也 来季は「攻撃型便利屋」でさらなる出場機会増目指す

東スポWEB / 2024年11月3日 5時6分

新庄剛志監督からアドバイスをうける日本ハム・郡司裕也

日本ハムの郡司裕也捕手(26)がさらなる出場機会増に向け秋季キャンプ初日から攻守にわたる猛練習を重ねている。

中日から移籍2年目の郡司は今季主に一塁、三塁手として計127試合に出場。ケガで出遅れた清宮の穴を埋めるべく打率2割5分6厘、12本、49打点の活躍で2年連続最下位だったチームのリーグ2位躍進に大きく貢献した。

だが、郡司の守備位置である一塁、三塁、捕手、左翼には現時点でレイエス、マルティネスらの助っ人勢を筆頭に清宮、野村、水谷、伏見、田宮ら強力なライバルが多数存在。この影響で今季好成績を残した郡司でも来季はレギュラーポジションの確約はない。そこで来季もシーズンを通して活躍するため本人が目標として掲げているのが「攻撃型便利屋」としてのチームへの貢献だ。

本人がその理由をこう語る。

「やっぱりライバルとの力関係を見ると、どこか一つのポジションを奪うというよりはいろいろなところを守った方が自分が生きてくるという感じがします。チーム的にも僕のような(複数ポジションを守れる)存在はデカいと思うので。誰かが調子を落とせば僕をそこにはめ込めばいいわけですからね。それに(本職の)捕手として出場機会を増やしたい気持ちもあるので。どこか一つのポジションに固定というよりは(いろいろなポジションに)回された方がベストかなと」

郡司がレギュラーにこだわらずユーティリティーと呼ばれる「何でも屋」を自ら受け入れる背景にはこれまでの野球人生と指揮官である新庄剛志監督(52)との強い信頼関係が大きい。

「僕は(中日から)トレードされて一回死んだ身なので(苦笑い)。そんなぜいたくも言ってられない。一応、自分を俯瞰的に捉えているのもありますし、何が何でもポジションを、っていう感じではないです。僕の狙うポジションはいい言い方でいえば打撃を生かす打撃型ユーティリティーですが、悪い言い方でいえば便利屋。でも、そこは自分の捉え方次第なので。周囲に何を言われようが全然気にしません。(新庄)監督に信頼していただいているのは理解していますし、監督もそういう自分の方が使いやすいと思いますからね。その期待に応えていきたいです」

黒子に徹しながらチームの欠ける場所を的確に埋める万能選手へ。来季プロ6年目を迎える郡司は自らの器用さをフル活用しながら北の大地で「オンリーワン」を狙う。

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