【日本Ｓ】DeNAが26年ぶり日本一 三浦監督が横浜の夜空に５回舞う…貯金差40「史上最大の下克上」

逆転４連勝で日本シリーズを制し、胴上げされるDeNA・三浦監督

２６年ぶり日本一だ。ＤｅＮＡはソフトバンクとの日本シリーズ第６戦（３日、横浜）で、筒香のシリーズ１号ソロや３点適時二塁打など、５回までに１３安打１１得点と大爆発。１１―２で勝利し、２連敗からの４連勝で１９９８年以来、２６年ぶり日本一に輝いた。

勝利の瞬間、三浦監督はコーチ陣と抱き合うと涙をぬぐった。指揮官がマウンドに向かうと少し間を置いてから、胴上げが始まった。巨人とのＣＳファイナルステージでは胴上げを遠慮した三浦監督が５回、横浜の夜空に舞った。

試合前「何も決まっていないですから。勝たないと。全員が集中して全力で出し切って臨まないと勝てない相手」と厳しい表情だった指揮官が最高の笑顔だった。

貯金２のセ・リーグ３位だったＤｅＮＡが、貯金４２でパ・リーグを圧勝したソフトバンクを下した。本拠地・横浜でＮＰＢ史上に残る〝最大の下克上〟を完成させた。