【F1】角田裕毅の初表彰台阻んだFIAの〝不可解判断〟が物議「チャンスが運営に潰された」
東スポWEB / 2024年11月4日 4時51分
F1ブラジル・グランプリ(GP)決勝が3日(日本時間4日)に行われ、RBの角田裕毅(24)は7位入賞を果たした。しかし、3番手スタートから表彰台も狙える快走を見せながら、セーフティーカー導入のタイミングなどに泣かされ、自身初の快挙は消滅。国際自動車連盟(FIA)の〝不可解判断〟が大きな波紋を呼んでいる。
RBのマシンは今週末の雨のコンディションと相性が良く、角田は予選で自己最高の3位と大躍進。そして決勝ではスタートもきっちり決めて、序盤戦で激しいバトルを繰り広げながら、3位を死守する健闘を見せる。
そして、さらなる雨が角田に味方する。29周目にピットインすると、上位勢がすべてインターミディエートタイヤ(汎用性のある小雨用)を履く中で、RB勢はフルウエットタイヤを選択。するとこの大バクチが吉と出る。角田は6位でレースに戻ると、雨脚が強くなってフルウエットタイヤにとって絶好の展開に。すぐ前を行くランド・ノリス(マクラーレン)と比べてわずか1区間で約3秒も速い猛ペースで、一気に首位までうかがえるほどの〝ごぼう抜きモード〟に入った。
しかし、その直後に大雨が危険と判断した国際自動車連盟(FIA)は、セーフティーカーを入れる判断を下す。その間はコース全域で追い越し禁止となるため、上位勢で最も速かった角田は順位を上げることができなくなった。雨が弱まるまでセーフティーカーとなったため、フルウェットタイヤの選択は無意味になってしまった。
FIAによるセーフティーカーの判断が決まると、実況のサッシャ氏も思わず「レーシングブルズとしては勘弁してくれよという感じですよね…」とタメ息をついた。
FIAがセーフティーカーを導入したタイミングは雨で危険になりつつある一方で、フルウエットタイヤにとっては最高のコース状態だっただけに、果たして適切な判断だったのか議論が沸騰。X(旧ツイッター)上では「フルウエット」「セーフティーカー」「角田くん」などがトレンド入りするほど注目を集めた。
その後に角田がジャンプアップの大チャンスを逃して順位を下げたこともあり、SNS上では「おかしいよ! こんなのないよ! ありえないよ!」「このセーフティカーは納得できない」「インターで走れる判断をしているチームがある以上セーフティカーを出す必要はない!」「角田の表彰台チャンスが運営に潰された」「ウェットのレースでセーフティカー入れるならインターだけで良いじゃんか。選択したチームがバカを見る」など、FIAの判断に批判が殺到した。
また「角田勝てた可能性あるな」「角田ステイアウトしてたら2位?」といった指摘も。マシン性能は同等で序盤に角田の後を走っていたアルピーヌのエステバン・オコンが2位躍進したことを考えると、角田の7位は健闘ながら無念の結果とも言えそうだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【F1】角田裕毅がブラジルGPの大手専門メディア評価で5位躍進「強い努力の成果だった」
東スポWEB / 2024年11月5日 14時29分
-
【F1】角田裕毅の「表彰台」阻んだ裁定は妥当なのか 小倉茂徳氏がブラジルGPの〝特殊事情〟解説
東スポWEB / 2024年11月5日 5時4分
-
【F1】角田裕毅は「レース続行なら優勝の可能性高かった」 アジア初快挙見えた快走に称賛続出
東スポWEB / 2024年11月4日 19時19分
-
【F1】またまた低迷ペレスがチームとFIAに責任転嫁の〝逆ギレ〟「信じられない」
東スポWEB / 2024年11月4日 18時9分
-
7位入賞角田裕毅は「セーフティーカーと赤旗に妨げられた」 予選3番手も「不幸なミス」とF1公式同情
THE ANSWER / 2024年11月4日 11時43分
ランキング
-
1大谷翔平「ウルトラレア」な「50―50」記念カードが発売 使用済みユニの一部が入り直筆サインも
スポニチアネックス / 2024年11月21日 14時32分
-
2バスケ八村塁「協会批判」が波紋 ネットでファン賛否...「文句言う人は代表辞退すれば」「八村塁めっちゃ共感です」
J-CASTニュース / 2024年11月21日 16時4分
-
3《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン / 2024年11月20日 16時15分
-
4元横綱北の富士・竹沢勝昭さん死去、82歳 派手な私生活で「夜の帝王」 ライバル・玉の海が待つ天国へ
スポニチアネックス / 2024年11月20日 23時18分
-
5九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン / 2024年11月21日 14時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください