【ソフトバンク】加藤伸一氏「酷だったスチュワート起用」「モイネロなぜベンチ入りさせなかった」
東スポWEB / 2024年11月4日 6時1分
ソフトバンクが3日の日本シリーズ第6戦(横浜)に臨んだもののDeNAに2―11と大敗し、2020年以来4年ぶりの日本一はならず。相手の下克上Vを許し、屈辱の同シリーズ4連敗で通算2勝4敗となり涙をのんだ。レギュラーシーズンで貯金42のリーグ覇者が貯金2の3位チームに辛酸をなめた。そんな〝まさかの結末〟が第6戦に集約されていたことを元ソフトバンク投手コーチで本紙評論家の加藤伸一氏は示唆した。
【加藤伸一・インハイアウトロー】ソフトバンク先発の有原は3回6安打4失点で降板したが、結果ほど調子は悪くなかったと思う。ただDeNA打線には勢いがあった。3連勝で王手をかけてホームに帰ってきたということで各打者がストレスなく打席に入っていた。
2回、筒香の先制本塁打はチェンジアップが甘く入ったところを仕留められた。この一発でDeNA打線はさらに積極的になったし、逆に有原には動揺があった。3回二死満塁で森に4点目となる押し出し四球を与えたのも、もう一敗もできないというプレッシャーの影響からだろう。
5回には3番手・スチュワートと4番手・岩井が打ち込まれて7点を失った。この場面でシーズン中1度もリリーフ経験がなく制球力にも難のあるスチュワートをマウンドに送るのはどうかと思ったし、ルーキーにも酷な場面だった。
第3戦以降、ソフトバンクはリリーフ陣が打ち込まれるシーンが目立ったが、ポストシーズンに向けて、どのチームよりも準備期間はあったはず。先発が早い回でマウンドを降りたときに誰を送り出すのかをしっかり固めておくことができなかった。
王手をかけられてもう一敗もできないゲーム。この日、モイネロはベンチ入りしていなかったが、モイネロを2番手で投げさせて第7戦は総動員で臨む。そういった短期決戦の投手起用を考えてもよかったのではないか。
(本紙評論家)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
辻発彦氏 勝負分けた1番打者の働きの差 初回凡退も粘った桑原、笹川は対照的に3球三振
スポニチアネックス / 2024年11月1日 5時31分
-
DeNAが3連勝しても「初めて五分」 鷹有利の形成は変わらず…専門家が予想する理由
Full-Count / 2024年10月31日 15時52分
-
岸川勝也氏 ソフトバンク打線牛耳ったDeNA・ケイの内角ツーシーム
スポニチアネックス / 2024年10月31日 5時31分
-
【日本S】加藤伸一氏が指摘するソフトバンク2つの弱点「東克樹とケイをどのように起用するか」
東スポWEB / 2024年10月31日 5時0分
-
【ソフトバンク】盤石で臨む頂上決戦「あるとすれば…」対DeNA警戒ポイントをOB加藤伸一氏が指摘
東スポWEB / 2024年10月23日 5時1分
ランキング
-
1侍・井端監督「非常にホッと…」初戦快勝 「ドキドキしていたが、選手がよく頑張ってくれた」
スポニチアネックス / 2024年11月13日 22時40分
-
2イチロー氏、eプレミア12のスペシャルゲストに 決勝前のセレモニーに登場…機構発表
Full-Count / 2024年11月13日 20時42分
-
3永野猛蔵騎手の騎手免許を取消 12か月の騎乗停止処分決定を受けて本人が申請 スマホ偽装持ち込み、親族への馬券予想行為も
スポーツ報知 / 2024年11月13日 16時32分
-
4巨人・井上温大 内心「動じてました」 初回だけで8度も帽子飛ぶ サイズはいつもと同じも「形が浅めで」
スポニチアネックス / 2024年11月13日 23時42分
-
5FAのT・ヘルナンデス外野手獲得に、ア・リーグ東地区の強豪レッドソックスとオリオールズなどが興味
スポニチアネックス / 2024年11月8日 7時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください