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チャールズ国王 弟アンドルー王子への財政援助約2億円と私設警備員への支払いを打ち切る

東スポWEB / 2024年11月4日 13時26分

チャールズ国王(ロイター)

チャールズ国王が〝無期限謹慎処分中〟のアンドルー王子への財政援助を正式に打ち切り、兄弟の関係は最悪の状況となった。英紙デーリー・メールが先日、報じた

王室ライター、ロバート・ハードマン氏によるチャールズ国王の最新伝記によると、国王はアンドルー王子に対し、断固たる行動をとったことを明らかにしている。

国王はここ数週間で王室の財務責任者である内密の金庫番に対し、苦境に立たされている弟アンドルー王子の年間個人手当(推定年間100万ポンド前後=約2億円)を削減するよう指示し、7桁にも及ぶ私設警備員への支払いも中止した。「公爵はもはや国王にって経済的な負担ではなくなった」と情報筋は認めている

国王は以前から、ウィンザーのロイヤル・ロッジにある30室の広大な邸宅からアンドルー王子が退去することを望んでいたが、その権限は国王の手にしっかりと戻されたようだ。

ハードマン氏は亡きエリザベス女王が「アンドルー問題」をきっぱり解決するという決意を果たしたことを初めて明らかしてもいる。実際、入手された確実な情報源によると、エリザベス女王がもしあと1年生きていたなら、アンドルー王子にロイヤル・ロッジを離れ、ヘンリー王子夫妻のかつての住居であるフロッグモア・コテージに引っ越すよう強制しただろうという。

また最近、今年初めに出版された同氏のベストセラー伝記「チャールズ3世:新しい王、新しい宮廷、内部の物語」の改訂版が、最近追加資料と興味深い詳細が詰まった3つの新しい章を加えてハードカバーで出版された。

新たに明らかになった事実の中には、ヘンリー王子が王室の職務を退いた際に24時間体制の警護を撤回するという内務省の決定をめぐり、粘り強く法的措置を講じる王子の決意が、父と息子の間に亀裂を生じさせたことが挙げられる。

国王は、ヘンリー王子との関係を修復すれば、この騒動に巻き込まれ、「法的に危険」な状態に陥る可能性があると懸念していたという。

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