【三国ボート・ＧⅢオールレディース】樋口由加里 当地前回戦…準優の悪夢一掃へ「調整を煮詰める」

前回の三国参戦時は、予選トップながら準優敗退だった樋口由加里

ボートレース三国のＧⅢ「オールレディース 三国レディースカップ」は４日、予選最終日が行われた。

樋口由加里（３６＝岡山）は予選ラストの４日目７Ｒを、３コースから豪快にまくって１着をゲット。６位で予選を突破した。「４日目は回転が合って、まくりが決まった。合えば足は悪くないし、少しずつ良くなってきている」と、今節の相棒３９号機も気配は上向いている。

当地前回戦は６月のヴィーナスＳ。予選トップ通過しながら準優１２Ｒ１号艇で３着に敗れ、優出を逃した。「予選はいい流れで走れたけど、エンジンを出し切れなかった。準優で伸びてくる人たちに対して、持たせられなかった」と唇をかむ。

しかし、敗戦は糧にしている。「エンジンを出し切る力をつけないといけない、と気づけた。最近は準優にもなかなか乗れなかったから、ここからリズムを上げたい。調整を煮詰める」と力こぶ。２月のからつヴィーナスＳ以来の優出へ、まずは機を完調域に仕上げる。