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【阪神】青柳晃洋 メジャー挑戦の思い明かす「自分の実力さえあれば上がっていけるっていうのを信じたい」

東スポWEB / 2024年11月5日 16時24分

取材に応じた青柳晃洋

ポスティングシステムを利用してMLBに挑戦する阪神・青柳晃洋投手(30)が、5日、兵庫・西宮市内の球団施設で報道陣の取材に応じた。球団からポスティングが容認され、「自分のわがままというか、行きたいっていう気持ちを通してくれた、後押ししてくれたっていうのは、本当に感謝しかないです」と率直な思いを明かした。

プロへ入団した当初は、メジャー志向は全くなかったというが、MLBを目指すキッカケとなったのは2021年の東京五輪だった。チームは金メダルを獲得したが、青柳自身は慣れない中継ぎ登板で、2試合で計5失点。それでも、その後は21、22年連続で最多勝&最多勝率のタイトルに輝くなど、チームの勝利に貢献し、〝海を渡りたい〟という思いがふくらんだ。「(東京五輪は)全く通用しなかったっていうのが悔しかったですし。その後、国際大会も出たいなと思ったんですけど出れてないんで。でも、そのあとに日本である程度活躍させてもらったぐらいから、別の野球があるんだったら経験してみたいなとずっと思ってました」。

また、今季は開幕投手を任された一方で、12試合の登板で2勝(3敗)にとどまった。それだけに目指すのはメジャー契約だが、マイナー契約でも辞さない構えだ。「こだわりは特にないというか。もちろんメジャー契約でいけたらベストですけど、そんなに甘くないですし。僕はここ2年、日本でも活躍していないのはわかってることなので。自分の実力さえあれば上がっていけるっていうのを信じたいです」。

エージェントもすでに決まっており、移籍が決まった場合は単身で渡米する予定。環境も変化するが、「どんな環境だろうが苦しかろうが辛かろうが、自分で決めたことなんで。家族には迷惑はかけますけど、しっかりやりきっていきたいです」と言葉に力を込めた。

阪神からポスティングでのMLB挑戦は、06年オフにヤンキースに移籍した井川、22年オフにアスレチックスに移籍した藤浪に続いて3人目となる。右腕は、「晋太郎は、ポテンシャルだったりとか日本人の中でもトップクラス。逆に言うと僕みたいな大した選手じゃないのも行って活躍したら他の選手の希望にもなるかなと。自分の持てる力で挑戦したいなと思っています」と意気込んだ。

帝京大から15年ドラフト5位で加入し、21、22年には2年連続で最多勝&最多勝率に輝いた虎の変則右腕が、夢に向かって突き進む。

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