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【巨人】22歳・中山礼都 守備もレベル向上へ…お手本はレジェンド「動画はずっと見ていました」

東スポWEB / 2024年11月6日 5時9分

今季は打率3割台と、成長を見せた巨人・中山礼都

プロ5年目となる来季に向け、偉大な先輩を〝丸裸〟にする。秋季練習中の巨人・中山礼都内野手(22)が、さらなる飛躍を胸に自ら思い描くシナリオを明かした。

今季32試合に出場。規定打席には到達しなかったものの打率3割1分8厘、得点圏打率3割と昨季の打撃成績を大幅に超える数字を残した。特に3連敗で王手をかけられて臨んだ先月19日のCSファイナルステージ第4戦(対DeNA=東京ドーム)では、ケガで離脱した吉川尚輝内野手(26)に代わり「7番・二塁」で先発出場。両軍無得点で迎えた5回には先制ソロを放つなどチームを勝利に導き、土壇場で踏みとどまらせる活躍ぶりを見せた。

だが「逆王手」にまで持ち込んで迎えた第6戦(21日、東京ドーム)。8回先頭の坂本勇人内野手(35)が右前打で出塁するも、自らは無死一塁から平凡な右飛に倒れ、バトンをつなげなかった。この試合を落とした巨人はCS敗退が決まり、代わって日本シリーズに進出したDeNAが26年ぶりの日本一に輝いた。

それだけに秋季練習での思いは強い。悔しい場面を何度もイメージしながら、打撃に取り組んでいるという。「個人的に悔しい思いもしましたし、チームも最終的に勝ち切れなかったので、『もう二度とああいう思いをしたくない』っていう気持ちで、全てにおいてレベルアップする秋にしようと思います」(中山)

その一方で守備に関しては「坂本に似ている」との指摘も数多く飛び交っている。「ポスト坂本」の呼び声も高いだけに、本人に聞いてみると「意識という意識はしていませんが、アマチュアの時から憧れの選手でもありますし、目標の選手だったので。11歳のころ、小学生くらいの時から守備の動画はずっと見ていました」。

その上で「見て学ぶことが大切だと思いますし、その中でモノにしていきたい」とも続けた。現役レジェンドから全てを吸収し、ゆくゆくは〝坂本超え〟を果たすことを暗に誓った。

2025年シーズンのジャンプアップに期待がかかる。

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