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B’z〝初紅白〟の機運を左右する朝ドラ「おむすび」の視聴率 スペシャル枠での出場なるか

東スポWEB / 2024年11月7日 5時4分

連続テレビ小説「おむすび」のために楽曲「イルミネーション」を書き下ろしたB’z

大みそかのNHK紅白歌合戦の出場歌手発表が迫ってきた。さまざまな名前が挙がる中、出場すれば最大の目玉となるのがB’zだろう。初紅白の機運が高まっているが、本当に実現するのか。B’zが主題歌を担当する連続テレビ小説「おむすび」にかかっているというが…。

紅白に出たことがない数少ない大物アーティストの一組が、稲葉浩志、松本孝弘からなるB’zだ。過去に何度も「出場するのでは?」と期待されてきたが、実現することはなかった。「もちろん紅白から何度もオファーはありましたが、断ってきました」(音楽関係者)

それがいよいよ「今年こそ」というムードが高まっている。その大きな理由が現在放送中の橋本環奈主演の朝ドラ「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を歌っているからだ。

「しかも紅白の司会は橋本と、最高のタイミングです。さらに松本が7月、NHKの音楽番組『SONGS』に出演するなど、NHKとの距離は縮まっています」(同)。紅白出場が実現した時には、スペシャル枠での出演となる見込みだ。

B’zの紅白出場が実現するかどうかを左右するのは、出るにふさわしい環境を作れるかだ。要は「おむすび」がヒットし、紅白でも「おむすび」コーナーを見たいというムード作りが重要なのだ。

「ドラマが盛り上がった上で、いよいよB’zが出るというのが理想的です。『おむすび』が大きなムーブメントになれば、B’zへの期待感はますます高まり、世論の後押しを受けて紅白出場確率は高まります」(制作会社関係者)

「おむすび」は橋本演じるヒロイン・米田結が高校時代にギャル文化と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティ。第1週の平均視聴率(世帯)は16・1%と好発進したが、第4週には12%台まで低下した。また放送が始まってから橋本の〝パワハラ疑惑〟が週刊文春で報じられ、所属事務所が明確に否定するなど、ドラマを巡って騒がしかった。ただ今は上昇ムードに転じている。

「第1週から第4週まではハギャレンこと博多ギャル連合にまつわるエピソードが描かれました。10月28日から11月1日の第5週からは時間がさかのぼり、阪神大震災が発生した1995年、神戸での生活が描かれます。『おもしろくなってきた』という意見も多くあり、第5週は14・2%と視聴率が回復。この勢いを維持、加速できるかがキーとなります」(テレビ局関係者)

NHKとしてはB’zに紅白に出てもらうためにも、何がなんでも「おむすび」を成功させたいところだ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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