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パリ五輪柔道金・角田夏実の揺れる思い ロス五輪、結婚願望…悩める胸中明かす

東スポWEB / 2024年11月8日 12時19分

――好奇心旺盛と言えば、総合格闘技にも興味があると話していた

角田 柔道をやめないと総合には移れないので、まずは柔道をどこまでやるか。でも、ボクシング関係の知り合いの方に殴りの練習をさせてもらったら「センスないね」と言われてしまったので、あんまり向いていないのかなと。ちょっと、どうしようかなと思っています(笑い)。

――自身のユーチューブでは結婚願望についても触れていた

角田 めっちゃ結婚はしたいけど、今は忙しくて恋愛どころじゃなくなっている部分もある。柔道をしたい気持ちもあるし、イベントの待ち時間に同じ所属先の永山(竜樹)選手の2歳くらいのお子さんと遊んだ時に、めちゃくちゃかわいかった。こういうの見ると、早く結婚して子供が欲しいなと思ったりする。だけど、ロサンゼルス五輪を目指すとなると36歳まで子供は産めないのかなとか、例えば37歳で1人目を出産しても、2人欲しいから2人目は40歳くらいとか、現実的なことを考えてしまう。柔道をまだやりたい気持ちもあるし、女性としての人生を歩みたい気持ちもあるし、すごい難しい気持ちです。

――柔道はいつまで続けたいのか

角田 やっぱりロサンゼルス五輪も目指したいけど、子供とか、結婚とか女性特有の部分が頭にちらつく。柔道でも海外では(クラリス)アグベニュー選手(フランス)が子供を抱っこしながら試合に来ているので、かっこいいなとは思うけど、それができている日本の選手はほとんどいない。出産すると体が動かなくなるとよく聞くし、未知数な部分が多い。もし出産した後にやっぱりキツかったな、出産していなかったらロスを目指せたかもしれないと思っちゃうと、ちょっと悲しい。そもそも年齢的に五輪を目指すのは厳しくなってきているので…。ただ、自分がどれを選んだら将来後悔しないのかというのを今考えています。

☆つのだ・なつみ 1992年8月6日生まれ。千葉県出身。小学2年時に父親の影響で柔道を始める。東京学芸大進学後に寝技を強化すると、国内外の大会で頭角を現す。2021年東京五輪は52キロ級で代表を目指すも落選。19年秋に48キロ級への転向を決断すると、21~23年世界選手権で3連覇を果たした。初出場となった24年パリ五輪では金メダルを獲得。日本勢が同階級を制したのは、04年アテネ五輪の谷亮子以来の快挙だった。161センチ。

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