松本人志が訴訟取り下げ 現役弁護士が吉本コメントに感じた違和感「想定外だった」
東スポWEB / 2024年11月8日 20時29分
性犯罪に詳しい弁護士の上谷さくら氏が8日、TBSラジオ「荻上チキ Session」に出演。「ダウンタウン」松本人志が文藝春秋社らに約5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟を取り下げたニュースにコメントした。
取り下げに至るまでの経緯について聞かれた上谷氏は「詳細が分からないというのはあるが、このまま続けると双方にとってかなりいろんなことが厳しい状況になるということが予想されるので、もしかしたら裁判所の方から『もう取り下げたらどうですか』とか『なんらかの和解をしたらどうですか』といったような働きかけがあったのかもしれない」と推測。
裁判所からの提案で「和解」ではなく「合意」が結ばれることはあるのか?という質問には「あまりないですね。和解の時は例えば金銭の授受があったりとか、この件に関しては一切口外しないとか、そういった約束がなされることが多いが、それすらも何もしない、一切残さないということになるので、かなり珍しいケースだと思う」と分析した。
吉本興業は「松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」などとしているが、このメッセージの出し方について聞かれると「被害者とされる方々との間でどんな話になってるのかは気になる。事前にそこまで合意があるのかどうかはわからないが、おそらく金銭の授受がないなどそういうことは合意しているという気もする」と指摘。
文末に「どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします」とあることについては「想定外だった」と吐露し、「そこのところは吉本興業の判断なのか、それとも全部決めて、中身について全部打ち合わせをした上で、双方合意して、とそこまでやったかどうかはわからないですね」と困惑気味だった。
今後必要な議論について聞かれた上谷氏は「気になるのは被害者の方が果たしてこれで被害回復ができたのか?ということ。本当に強制性がなかったのであれば、松本さんが受けた被害というのも考えなきゃいけないということになる。そういった被害者の方がいたとしていきなり報道じゃなく、その前にやれることがなかったのか?というのは思う。例えば松本さんに個別に接触して、『謝ってほしい』といった交渉がなされたのかどうかとか」と言及した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
松本人志の裁判終結 弁護士が“気になる点”解説 取り下げに応じた文春側が「女性側の意見も聞いているのはかなり特殊」
ORICON NEWS / 2024年11月10日 14時43分
-
松本人志VS文春の裁判終結 取り下げに応じた理由、「かなり特殊」と思う点…弁護士語る
スポニチアネックス / 2024年11月10日 10時57分
-
東野幸治、松本人志の訴訟終結に「静観」も「またご一緒したい」ほんこん「和解ってことでは?」
日刊スポーツ / 2024年11月9日 15時4分
-
松本人志、文芸春秋など裁判終結 今後は世間の反応など見ながら「M-1」出演など
日刊スポーツ / 2024年11月9日 5時30分
-
松本人志 年明け復帰へ 「文春訴訟」急転取り下げ 双方長期化望まず…終結
スポニチアネックス / 2024年11月9日 4時1分
ランキング
-
1「成田凌に失礼すぎる」大谷翔平MVP速報『あさイチ』トーク中断に大ブーイング
週刊女性PRIME / 2024年11月22日 11時26分
-
2“うたのお姉さん”のだこころ「いい夫婦の日」に結婚を発表 お相手は「別の業界でお仕事をされている方」
スポニチアネックス / 2024年11月22日 14時43分
-
3元KAT-TUN・田口淳之介がホストデビュー 福岡・中洲での「出勤」にファン困惑「安売りするなと言いたい」
J-CASTニュース / 2024年11月22日 15時0分
-
4今年も紅白出場ゼロ、STARTO社に足元見られたNHK…“揺さぶり”はジャニーズの常套手段
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 12時3分
-
5桂雀々さん急死 早すぎる64歳 波瀾万丈の生きざまを笑いに 「上方落語の爆笑王」TVやドラマでも活躍
スポニチアネックス / 2024年11月22日 1時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください