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「ワン・ダイレクション」リアム・ペインさんの死に関わる容疑者がテレビで発言

東スポWEB / 2024年11月12日 15時50分

リアム・ペインさんの死を悼むファンのメッセージ(ロイター)

英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん(享年31)の死をめぐり捜査を受けている3人の容疑者のうち1人がテレビのインタビューを受け、「一緒に麻薬をやったが、自分は何も悪いことをしていない」と主張した。アルゼンチンメディア「テレフェ・ノティシアス」が先日、報じた。

ペインさんは10月16日、ブエノスアイレス州パレルモのホテルの客室3階バルコニーから転落して死亡した。ペインさんは複数の薬物を使用したことが判明し、誰が薬物を提供したのかについて捜査が進められている。

進行中の検察捜査で売人と特定されているアルゼンチン人ウエーターのブライアン・ナウエル・パイズ容疑者(24)は、ペインさんが転落事故を起こす前にホテルで2回会っていたことを認めた。

1回目は、容疑者が働いていた高級住宅街にあるレストランだった。そこで、ペインさんが恋人のケイト・キャシディらと一緒に食事をしていた時にインスタグラムのアカウントを交換し、その日の夜に、ペインさんが滞在していた別のホテルで会った。1時間ほど一緒に過ごし、ペインさんは「売人の連絡先を教えてほしい」などと尋ねてきたが、何もなかったという。

2回目に会ったのは、10月13日にペインさんが亡くなったホテルだった。

パイズ容疑者は「私たちは一晩過ごし、一緒にドラッグをやって、親密なことが起こった。私はマリフアナにこだわったが、リアムはコカインをやった。私は彼に麻薬を渡したことも、金銭を受け取ったこともない。真実は、私がリアムに薬物を供給していないということだ。私は何も悪いことをしていない」と語った。

その後、ペインさんは贈り物として容疑者に衣服を渡そうとしたが、容疑者は断ったという。

容疑者は「ペインさんを親しい友人に紹介したが、捜査対象となっている他の2人の容疑者とは面識がなかった」と述べた。

一方、アルゼンチン紙「ラ・ナシオン」によると、アルゼンチン警察は、ペインさんのロレックスの腕時計を捜索中だという。ペインさんは死亡する2、3時間前には時計を着けていたという。しかし、警官が彼の遺体を検査した時、ロレックスを身に着けていなかったためだ。警察は、ロレックスが盗まれたのではないかと疑っているという。

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