マイク・タイソン ３１歳年下との対戦に身体的な懸念も「私は栄光中毒者だ」

マイク・タイソン（ロイター）

ボクシングの〝レジェンド〟で、元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン（５８＝米国）は１５日（日本時間１６日、米テキサス州アーリントンのＡＴ＆Ｔスタジアム）にユーチューバーのジェイク・ポール（２７＝同）と対戦する。

米メディア「ＦＯＸＳＰＯＲＴＳ」によると、５８歳となったタイソンは２７歳のボクサーとの対戦に健康上の懸念が指摘されている中、なぜ戦うことにしたのかを聞かれると「私は栄光中毒者だからだ。人々が１日中、私のことを考えてくれるのが大好きなんだ」とし「長く無名のまま生きるよりも栄光に満ちた短い人生を生きたい。それが私の性格だ」と説明したという。

また、同メディアはタイソンが試合に向けたドキュメンタリー番組内で対戦相手と自身の比較について「私とジェイクの間には根本的な違いがある」とし「彼がつくられた殺し屋だ。テレビや新聞が彼を殺人鬼に仕立て上げたんだ。彼はつくられたんだ。私は生まれながらにして殺人者だ。それが彼との違いだ」と解説していた。