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【プレミア12】韓国メディアが台湾の運営に不満たらたら「まるで10年前の日本のようだ」

東スポWEB / 2024年11月13日 19時34分

台北ドーム

国際大会「プレミア112」1次ラウンドが行われる台湾で大会運営側の不手際を韓国メディアが厳しく指摘している。韓国は13日に台湾、14日にキューバ、15日に日本、16日にドミニカ共和国、18日に豪州と試合日程をこなしていくが、ここまで何度となく運営側の段取りの悪さがあったという。

まず8日に台湾入りした韓国チームには屋外の天母球場が練習場に割り当てられ、試合のある新球場の台北ドームを使用できたのは前日の12日だけ。韓国メディア「スポーツエン」は「台湾チームが開幕の相手である韓国にスタジアムに適応する時間を与えないずる賢さを垣間見た」と伝えている。

また、公式練習中になぜか小学生の女の子がグラウンドを歩き回る事件も発生。何の制止もされず、選手、関係者だけが通れるエリアを自由に行き来し、首にはパスをつけていたという。確認したところ台湾野球協会高官の娘だったと言い、これについても「国際大会の会場は厳格に出入りの統制が行われているはず。台湾野球界は『ウチの子に見せてあげよう』と幼い子供に最高ランクのパスを発行していた」とあきれている。

これだけではない。前日に行われた各国の監督、選手による記者会見もスポンサー役員の紹介や商品の宣伝などに時間を使い、質疑応答はなく、しかも中国語の通訳だけ。台湾以外のチームが出席しているにもかかわらず、英語通訳すらなかった。先発投手の発表もされず、韓国のリュ・ジュンイル監督は会見後にコ・ヨンピョと公表したが、台湾側のツェン・ハオジョ監督は「WBSCの公式発表で確認してください」とだけ話して立ち去ったという。

同メディアは「めちゃくちゃな近所のお遊戯会だった。台湾の社長さんたちの宴会だ。台湾監督は一国の代表監督ではないむちゃくちゃな行動だ」と運営側を批判したうえで「4万人以上を収容する新球場もオープンしたのに台湾はまるで10年前の日本をも凌駕するほどのむちゃぶりだった。海外のお客さまを招いて行う国際大会の基本すら守らない。10年前の日本のように大会の運営条項に勝手に介入する可能性があるとの疑念を拭えない。公平性の毀損が起きないか心配だ」などと過去の日本を引き合いに出して報じている。

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