遠野なぎこ 摂食障害を悪魔にたとえる「拒食期も辛かったけど過食嘔吐も相当辛い。もう嫌だ」

遠野なぎこ

女優の遠野なぎこが１４日、自身のインスタグラムを更新。公表している摂食障害に今なお苦しめられていることを明かした。

この日は「もう一カ月以上…！」と切り出し「過食嘔吐が止まらない。拒食期も辛かったけど。毎日繰り返される、過食嘔吐も相当辛い。もう嫌だ」と苦しい胸中を記した。

別の投稿では「本当に根深いんだ、摂食障害ってやつは悪魔だから」とその深刻さを表現し、海外ロケでのエピソードを告白。

「１０年くらい前。スタッフの方々と街で飲んでからホテルの部屋に帰り。仕事だから、勿論１人部屋で。その日も急に”悪魔”がやって来て…私は１人フラフラと夜の街へ。海外の夜遅い時間、一切の英語が話せない日本人女性が歩き回る。コレが、どれだけ危険な事か振り返れば分かるよね。今思い出しても鳥肌が立ちます。けれどその時の私には自分を客観視する余裕なんて無いもんだから、飲食店やスーパーに行き”悪魔の”指示に従うしかなかったのです」

危険な状況でも、過食の欲求は抑えきれなかったようで「そのまま、勿論誰にも告げる事なくホテルの部屋に戻り翌日には顔がパンパンなまま再びロケ。もう、地獄でしかなかったです」と苦々しい思い出を振り返った。

そんな遠野のインスタグラムには、たびたび心配の声が寄せられているが「色んなアドバイスを下さる方々がいらっしゃるけれど…そんな簡単な事ではないのです…治療しても、治療しても治らないのだから」と静観を求めた。