【プレミア12】〝未知の球場〟台北ドーム2連戦 攻略のカギ握る戸郷翔征「応援の音量がデカい」
東スポWEB / 2024年11月15日 5時4分
野球の国際大会「プレミア12」に参戦中の日本代表が台湾入りした。15日の韓国戦、翌16日の台湾戦の舞台は台湾が誇る新球場・台北ドームで行われるが、侍ジャパンとしては初めて踏み入れる〝未知の球場〟。そんな「初物」を攻略するカギを握るのは巨人・戸郷翔征投手(24)となりそうだ。
侍たちが海を渡った。オープニングラウンド初戦のオーストラリア戦には快勝。台湾の地でも勢いを持続させるためにも、台北ドーム2連戦も連勝で乗り切りたいところだ。ただ、同球場は昨年12月に開場したばかり。台湾球界の悲願だった初のドーム型球場で、観客は最大5万人を収容可能だ。侍ジャパンにとっては当然初めての環境となる。
球界関係者は「初めてプレーする球場な上に国も異なるとなると、どの選手もどうしても苦戦してしまう。短期間でどうアジャストしていくのかがカギになる」と分析するが「台北ドームに関しては日本にも『地の利』はある」と力説する。というのも、侍ジャパンの中には現地を知る〝案内人〟がいるからだ。
「今年の春に巨人が台湾の複数球団と台北ドームで親善試合を行いましたよね。中でも今回選出されている戸郷はマウンドも経験しているし、他の選手に情報共有できるのはかなり強みになる」(前出関係者)
当の戸郷本人を直撃すると「まだ台北ドームについてはみんなと話し合ってない」とした一方で「『東京ドームと似たマウンドですよ』とは伝えようと思っています。僕が投げた時はちょっと水気もあってネチョネチョしていたんですけど、次の日には特に問題なくという感じでしたし、特に違和感はなかったですね」と力説。「あとは台湾の応援は独特なんでね。アメリカとも違って。ダンスの応援というのもすごい独特な風習ですし、応援のボリュームがデカいイメージで面白い球場(笑い)。そんな雰囲気も楽しみたいですね」と台湾ならではの応援方法にも言及した。
不慣れな地でありながらも自らが経験、体感したデータはすでに取得済み。異国の新球場でも不安なく試合に臨めそうだ。
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