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大反響!ブルース・スプリングスティーン「ボーン・イン・ザ・USA」日本独自企画盤「40周年記念ジャパン・エディション」実現までの経緯を直撃

東スポWEB / 2024年11月17日 10時14分

名曲であるがゆえに大統領選挙のたびに引っ張り出されてしまう「不幸」にも見舞われた。

「10月になりカマラ・ハリス氏支持を表明しました。本人は本当は政治に関わりたくないと思うんですが、今回はやらざるを得ない状況になったんでしょう。本来はアメリカの底辺の労働者や若者の歌ばかり歌い続けてきた人。アメリカが自分の考えるものとは違う方向に向かいそうな状況になって、動かざるを得なくなった。決して政治的活動に向かう人ではなかったのに『ボーン――』以降は祭り上げられてしまい、ただのロックの兄ちゃんがアメリカを背負わされる存在になってしまった。とはいえ本人は今でも変わっていない。僕は10回くらい会いましたが、本当に“誠実”という言葉が一番似合うアーティストのままです」

独自のライブ盤が発売されたのは日本のみ。日本人の心意気をブルース側が分かってくれてできた画期的なプロダクツだと白木氏は胸を張る。

「オリジナルアルバムでいえば誤解を受けた曲もあるし、40年たった今、この記念盤でしっかり聴いてほしい。3枚組ライブはライブの神髄が入っていると思うので、日本公演を経験された方は絶対に『やっぱり、すごかった』と当時の熱い気持ちがよみがえってくると思います。僕も日本公演で人生が変わった。3時間もある、すごいライブなので聴くのは大変ですが、体験できなかった方も、同じような疑似体験ができるはずです」

97年の国際フォーラム公演以降、再来日は実現していない。

「オファーは続けています。『日本が嫌いだから来ない』と言う人もいますが、それは全く違う。本人たちも来たがっています。可能性はゼロではない。タイミングの問題で、僕は来てくれると信じ続けています。信じ続ければ夢はかなうと思っています」

今回の40周年記念盤を聴きながら、希望を持ってその日を待ち続けたい。

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