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【小倉競輪・GⅠ競輪祭】北津留翼「年に一度の地元でのGⅠですからね。いい成績を残したい」

東スポWEB / 2024年11月17日 10時14分

地元での大一番を前に準備万端の北津留翼

【小倉競輪・GⅠ競輪祭 大阪・関西万博協賛として行われる小倉競輪GⅠ「第66回競輪祭」(19~24日)とガールズGⅠ「第2回競輪祭女子王座戦」(19~21日)で地元のファンから大きな期待を集めるのは北津留翼(39=福岡)。ツバサが当大会にかける思いとは。

30代ラストイヤーは一つの節目となった。6月玉野の初日特選を制して56人目(男子選手では52人目)の通算500勝を達成。その1か月前にはMTB出身の長女・千羽(ちはね)が128期の選手候補生として日本競輪選手養成所に入所した。

そんな愛娘の存在がいい刺激になっている。まだまだ「心配なことばかり」とパパの顔をのぞかせつつも、たまにかかってくる電話で考えさせられることも多いという。

「娘はトラック競技をやってこなかったので、車間の詰め方だったり仕掛けるタイミングなどのアドバイスを求められることがあるんですけど、感覚的なものを電話で伝えるのは難しくて…。そもそも自分がよく分かっていないから(笑い)。どう教えるのがいいのか分からないときは僕が人に教わったりしているので勉強にもなります」

自身は感性で走るタイプ。そこに理論が加われば〝鬼に金棒〟だろう。ましてや目の前の目標である地元開催の競輪祭に向けて「飽きるぐらい練習している」というのだから頼もしい。

直前の平塚FⅠで練習の成果を確認した後には「消耗品をごっそり替える」と大一番に向けた青写真はできている。「年に一度の地元でのGⅠですからね。いい成績を残したい」。過去9度(2012年のみ補充参戦)の出場で最高成績は2017年の2着。地元ファンの大声援を背に翼が大きく羽ばたく。

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