斉藤元彦氏 おねだり疑惑への〝本音〟ぶっちゃけ「世の中の流れが作られちゃってた」

兵庫県知事に再選した斉藤元彦氏

兵庫県知事に再選した斎藤元彦氏が１８日、元テレビ東京出身の映像ディレクター・高橋弘樹氏とユーチューブチャンネル「ＲｅＨａｃＱ―リハック―」でライブ配信を実施。一部報道への当時の思いを語った。

今回の兵庫県知事選では、斎藤元彦氏をめぐってメディアでさまざまな疑惑が報じられた。逆風の中での選挙となったが、斎藤氏が勝利し、知事に返り咲いた。

選挙から一夜明けた斎藤氏に、高橋氏から「テレビや新聞の報道のどこら辺に課題があったと思われますか？」と質問が飛ぶと、ワインの〝おねだり疑惑〟の件について触れた。

斎藤氏は「ああいうのが新聞の一面に出て。荒れも実際はちゃんとした県の会議の中で、みんながいるところで、社交儀礼じゃないですけど、そういったやり取りをしていた。マスコミの皆さんも入ってたんですよ。それの音声データがあたかも入手されて…」と明かした。その上で「私がおねだりをしているという報道がされた時に、これは私の感覚とは違うなという違和感を感じた」と吐露した。

さらに高橋氏から「なぜそうなっちゃうと思いますか？」と質問が飛ぶと「いろんな報道がある中で、真意と違う方になってってしまってる」とし「世の中の流れが作られちゃってた。『斎藤知事というものが、良くないことをしてる知事』という流れの中で、裏付けのエピソードとして取り上げられていったという感じがします」と回想。改めて報道に関して「私もその当時は『何でだろう？』と思った。びっくりした」と本音を語った。