【九州場所】豊昇龍V争いリードも…叔父・元朝青龍とは〝絶交期〟「今回は結構、長いんじゃないかな」
東スポWEB / 2024年11月19日 6時10分
V奪回で雪解けはなるか。大相撲九州場所9日目(18日、福岡国際センター)、大関豊昇龍(25=立浪)が初顔の幕内美ノ海(31=木瀬)を上手投げで退け、8勝目(1敗)。首位を堅守した取組後は「しっかり集中した。優勝争い? 意識しないようにしている。一日一番、しっかり取っていきたい」と気持ちを引き締めた。
元横綱朝青龍の血を引くサラブレッド。かねて豊昇龍は偉大な叔父に対して「自分と比べるような人じゃない」と尊敬のまなざしを向けている。一方で、大横綱が求めるレベルが高すぎるゆえか、たびたび親子ケンカならぬ〝叔父おいケンカ〟が勃発。幾度となく、両者は対立と和解を繰り返してきた。そして、今の時期は〝絶交期〟の真っ最中だという。
角界関係者は「豊昇龍に聞いたら、叔父さんとは『今、ケンカしてる』と言っていた」と明かす。師匠の立浪親方(元小結旭豊)に確認すると「叔父さん? 全然、連絡もない。ちょっと、ケンカしてる。仲直り? してない、してない。(2人のケンカは)よくあるよね。でも、今回は結構、長いんじゃないかな」と証言。関係に亀裂が入っていることは確かなようだ。
それでも、2人は切っても切れない血縁でつながっている。豊昇龍が昨年名古屋場所で初優勝を決めた際には、元朝青龍が涙を流して喜んだ。今場所で再び賜杯を抱けば、お互いのわだかまりが解消するきっかけとなりそうだが…。果たして、どうなるか。
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