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米上院でUFO公聴会開催 AAROが奇妙なUFO報告

東スポWEB / 2024年11月20日 11時5分

AAROのジョン・コスロスキ局長(AAROのサイトから)

米国防総省のUAP(UFOを含む未確認異常現象)に関する情報を一元管理する「全領域異常解決局(AARO)」が19日、米上院にUFOに関する最新情報を報告した。

「UFOを調査する政府機関に関する上院軍事委員会の公聴会」が開催され、AAROのジョン・コスロスキ局長がUFOについての最新情報を証言した。

コスロスキ氏は先日のAARO年次報告書で発表したとおり、「多くはUFOではなく気球、鳥、ドローンなどの誤認で異常な現象は認められなかった」という調査結果を繰り返すばかりだったが、説明のつかない奇妙な事例もあった。

一つは、警察官が「大きなオレンジ色の球体」を発見し、調査するために近づくと、車ほどの大きさの「黒よりも黒い物体」が見えた。物体はその後、「約45度上方に傾き、その後垂直に上昇した」。その速度は「これまで見たどのドローンよりも10倍から100倍速い」ものだった。無音の機体が去った時、警察官は物体が花火に似た奇妙な「赤と青の光」を発していたのを見たという。

別の事例では、複数の政府請負業者が「民間航空機ほどの大きさの大きな金属製の円筒」を目撃した。この物体は15~20秒間、空中に静止し、その後、消えたとされている。公聴会で提出された未解決の最終報告書は「ある航空機が別の航空機と平行して飛行していた時に、小さく見える物体が2機の間を、2機よりもはるかに速く飛行しているように見えた」というものだった。

コスロスキ氏はまた、AAROが解決した事例を報告した。イタリアのエトナ山が噴火した際に上空を謎の球体が飛行している動画は、噴煙から170メートル離れたところに浮かぶ風船である可能性が高いと判断した。

コスロスキ氏は「UAPの報告書の多くは平凡な説明であることが多いが、同プログラムは、国防総省が持ついわゆる情報源や手法の暴露を防ぐため、これらの結論に至った経緯に関する追加情報を提供できないことが多い」と強調した。

公聴会は約30分で終了した。先日、下院で行われたUFO公聴会ほど派手な発言はなかったが、AAROが誠意をもってUFO情報を収集・分析していることがうかがわれた。

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