【太田理恵の競輪〝エレガント〟分析】犬伏湧也選手は4コーナーでは9番手という絶望的な位置から…
東スポWEB / 2024年11月20日 14時4分
こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!
先月行われた京王閣記念は、犬伏湧也(29=徳島)選手が強烈なまくり追い込みを決めて優勝しました! 昨年大垣記念を優勝した時と同じく単騎で、4コーナーでは9番手という絶望的な位置からとんでもない加速で突き抜けました。
GⅠ並みの好メンバーを相手に雨の中、大外を上がりタイム11秒0のハイスピードで、隊列が短くなった最後の直線での大逆転でした。仕上がりも良さそうで、競輪祭も期待できそうです。
準優勝だったのは新山響平(31=青森)選手。人気の中心だった古性優作(33=大阪)より後ろの位置取りになりましたが、2コーナーからまくり上げて前団をとらえました。京王閣では惜しくも準優勝でしたが、続く四日市記念の決勝では中野慎詞選手の番手回りを生かして2年ぶりの優勝を飾り、競輪祭へ最高の弾みを付けました。
2年ぶりのタイトルを狙う競輪祭では、自力での優勝を見たいというファンの方も多いのではないでしょうか。
また、今月の京王閣ミッド(2~4日)で存在感を示していたのは中村隆生(24=栃木)選手です。前期のS級では苦戦していた印象ですが、A級では機動力上位の存在でコンスタントに決勝にも乗り、優勝もしています。初日特選では残り2周で押さえてのペースかけに持ち込み、人気の小原丈一郎(26=青森)選手を合わせ切って不発にし、自身も3着に粘りました。
この2人の対戦は過去に何度かあり、勝敗は小原選手に分があったものの、9月の立川の決勝でも中村選手が突っ張り先行で小原選手を合わせ切って優勝していました。また直前の岐阜ナイター(11~13日)決勝は番手に飛びつき最後は交わしての優勝と器用な一面もあります。
田中勝仁(39=千葉)選手の京王閣ミッドでの動きも気になりました。初日は援軍を失う不利もあって7着でしたが、若い選手がいる中で鐘から先行という気合の入ったレースでした。2日目は中団を確保からまくり追い込んで1着となり高配当を演出。最終日も逃げて僅差の4着と復調気配を感じます。
その後の地元戦(松戸・14~16日)は予選で来期S級の末広快理選手の巻き返しを合わせ切って1着スタートを切りました。まだ配当的な妙味もありそうで、しばらく追いかけたい選手です!
☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。
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