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コロッケの〝子供食堂&農業支援〟を小林幸子ら称賛「熊本から全国へ広げていく」

東スポWEB / 2024年11月21日 21時55分

小林幸子(左)とコロッケ

来年、デビュー45周年を迎える、ものまねタレントのコロッケが21日、東京・台東区の浅草ビューホテルで、母子生活支援のチャリティー・ディナーショー「ものまねスクランブル・ディナーショー」を開催した。演歌歌手の小林幸子をはじめ、坂本冬美のモノマネ役者・坂本冬休み、さらにはハッピーつついらも応援に駆けつけ会場を盛り上げた。小林からは「コロッケちゃんは、私の農業支援にも協力していただいている。目指すところは一緒」と花束と目録が贈られた。

かねて子供食堂の支援に積極的だったコロッケ。今年2月に大相撲の立浪部屋の力士たちと共に東京・足立区内の母子生活支援施設「ポルテあすなろ」を訪れ、「おにぎり」を届ける子供食堂支援のイベントを開催してきた。

「立浪部屋の力士の皆さんとちゃんこ鍋やコロッケも振る舞ったのですが、その時に『コロッケを食べ過ぎると胃がもたれちゃうよ』と注意したら、来ていた女の子が『胃が持たれるぐらい食べたい』と言ったんです。何か、ジーンと来ちゃいましたね」とコロッケは振り返った。

支援のキッカケとなったのは出身地の熊本県を中心に2016年に発生した熊本地震だった。大きな被害を目の当たりにしたコロッケは熊本復興のために様々な事業や企画を通して地域を盛り上げる活動を展開してきた。そういった中で意気投合したのが小林だった。

小林は新潟県で3年前に過疎化対策と農業支援を目的とした「幸子プロジェクト」を立ち上げた。そこで、かねて交流のあった立浪部屋に協力を呼びかけたところ、立浪親方(元小結の旭豊)が賛同し、新潟・十日町市中村に「立浪部屋ファーム」の運営を始めたことから生まれたのが、ブランド米の魚沼産コシヒカリ「越後情話」。名称は小林が1996年に発売した作品から命名した。この2年、小林はもちろん、大関の豊昇龍や力士らも参加して田植えや稲刈りを行い、そこで収穫した米を子供食堂に送り続けてきたという。

このプロジェクトに共鳴したのがコロッケだった。「とにかく素晴らしい活動ですし、幸子さんの気持ちに応えたいと思い参加した。僕は熊本出身ですが今後、このプロジェクトが新潟を拠点に沖縄から北海道まで47都道府県、全国に広がればいいと思っているし、そのためにも僕もできる限り協力していきたい」とし、「実は、僕も来年は〝火の国プロジェクト〟というのを立ち上げたいと思っているんです。農業支援と子供食堂の支援に力を入れたい。今回のチャリティーディナーは、そのキッカケにしたい。とにかく、小林さんは新潟ですが、僕は熊本から、全国に向けて子供食堂の輪を広げていくことが重要だと思っています」と語った。

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