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【新日本・WTL】虎の威を借るオーカーンがベルト返上ものの大惨敗 団体スタッフへのセコ過ぎる対応も明らかに

東スポWEB / 2024年11月21日 23時19分

タイチ(左)、TAKAみちのく(左から2人目)組に完敗のオーカーン(左から3人目)、HENARE

新日本プロレス21日船橋大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」のBブロック公式戦で、IWGPタッグ王者のグレート―O―カーン、HENARE(32)組がタイチ(44)、TAKAみちのく(51)組にベルト返上ものの大惨敗を喫し黒星発進となった。

タイトルホルダーとしてリーグ戦にエントリーされたオーカーンだが、本来ならばこの舞台に立つ資格がないことは火を見るよりも明らか。優秀過ぎるパートナーのおかげで王者になれたクセに、偉そうな言動を繰り返す姿はまさに「虎の威を借る狐」と呼ぶにふさわしい。人間の形をした承認欲求の塊は、案の定試合でHENAREの足を引っ張りまくる。

リング上の4人の中で圧倒的に実力に劣るオーカーンは何を夢見たのかタイチにエリミネーターを狙うが、地球の自転と同じくらい自然に、そして当然のように回避されてしまう。こうなるともう頼るのはHENAREしかいない。キックの同時発射をタイチに決めるも、IMPERIAL DROPはオーカーンの動きがトロ過ぎて不発。ならばとHENAREのボディブローに合わせて王統流正拳突きを発射と、悪質な寄生虫のような動きを繰り返す。

オーカーンは懲りずにIMPERIAL DROPを狙うが、その客観視能力の低さがHENAREに多大な迷惑をかけていることを自覚しているのだろうか? 鈍足過ぎてTAKAのカットが間に合うと、哀れカウンターのみちのくドライバーⅡでマットに真っ逆さま。最後はタイチの天翔十字鳳からブラックメフィストで沈められ、独り相撲はここに極まった。スピード、パワー、チームワーク、ルックス、気前の良さ、全てにおいて完敗だった。

気前の良さで思い出したが、オーカーンは試合前の会場で辮髪部分を団体の女性スタッフに編んでもらっていることがある。これは男性にはできないことで、後頭部のため自分でもできないからという理由らしいが、スタッフにとってはこの業界において最も無駄でツラい仕事だと言えるだろう。

驚くのはここからだ。試合前の忙しい時間を奪っておいて、オーカーンが女性スタッフに手渡すお礼は、何とペットボトルの水1本。そもそもその水は女性スタッフが選手控室に運び入れたものなので、感謝の気持ちを伝える品としては最低レベルに近い。年下の異性をここまで失望させる方法があったのかと、逆に感心するくらいだ。

一般人の一生分の恥をわずか1試合でかいたオーカーンは「余裕ぶっこきすぎた。TAKAなんかジュニアだろ? タイチはG1なんか出れてねえ。こっちは(自身のKOPWと合わせて)2冠タッグだぞ。余裕ぶっこきすぎた」と見苦しいだけの言い訳に終始。タイチからはIWGPタッグとKOPW両方の挑戦を迫られたが「マグレで勝ったぐれえでよ、そんな安くねえんだよ」と〝逃げるし恥だし役立たず〟を地で行く敗走コメントを残した。

開幕早々に王者としての資質が著しく欠けていることを満天下に証明したオーカーン組のリーグ戦全敗は確実。分不相応なベルトは返上した方が自身のためでもあり、新日本プロレスのためでもありそうだ。

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