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【F1】角田裕毅が強気の来季レッドブル“昇格”宣言「間違いなくそのシートにふさわしい」

東スポWEB / 2024年11月22日 5時4分

角田裕毅(ロイター)

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、来季レッドブルへの昇格を高らかに宣言した。

レッドブルはセルジオ・ペレスの大不振を受けて、来季に備えてドライバーの交代を検討。姉妹チームであるRBの角田や同僚リアム・ローソン、さらにはウィリアムズのフランコ・コラピントなどが候補に挙がっている。

今季残り3戦と佳境を迎えて昇格に関する報道も過熱する中で、ラスベガス・グランプリ(GP、決勝23日=日本時間24日)を前に会見した角田がレッドブル昇格への野望を堂々と熱弁した。ポルトガルのモータースポーツ専門メディア「オートギア」などが、その様子を報じた。

角田はまず「リアムが来て、突然浮上してきた。正直に言うと、あのチームやレッドブル・ファミリーではよくある話だ」と指摘。これまでの実績から言えば候補の中で角田がダントツだが、レッドブルで実権を握るクリスチャン・ホーナー代表が〝ローソン推し〟の背景もあり、角田は不利との観測が強まっている。そうした状況をチクリと皮肉った格好だ。

その上で「僕は間違いなくそのシートにふさわしい」と宣言し、来季のレッドブル昇格に自信をみなぎらせた。ここまで角田がはっきりと昇格への思いを表現するのは初めてとも言える。

「今もレースに出ているのは僕だし、誰が僕を倒そうと送り込まれても、僕は彼らを打ち負かし続けるだけだ」と自らの実力を強気にアピール。その一方で「イライラし始めた時期もあったが、でも、これは自分ではコントロールできないことだとわかっている。人生の一部なんだ」「ホンダには若い頃から助けられてきた。彼らがプッシュ(推薦)しているのは確かだが、レッドブルのことだから…理由はどうあれ、うまくいっていないんだ」とレッドブル首脳陣になかなか高く評価されない実情への不満も吐露した。

それでも、残り3戦で文句ない成績を収めれば首脳陣も認めざるを得なくなる。「僕は今やっていることを続けるだけだ」と力強く締めて、王者への昇格を誓った。

世界的にも特に注目度が高いラスベガスGP。ここでド派手な活躍を見せれば、一気に昇格へ加速しそうだ。

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