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【伊東競輪・KEIRINフェスティバル】地元・大石剣士は準決も「気持ちで」突破を図る

東スポWEB / 2024年11月22日 15時24分

長田龍拳(右)の番手を守り切ってワンツーを決めた大石剣士

伊東競輪のFⅠ「KEIRINフェスティバルin伊東」が22日、開幕した。7RのS級予選では大石剣士(28=静岡)がホームバンクで気迫の走りを披露した。

この日は初連係となる長田龍拳の番手回りで人気の中心に推されていたが、打鍾前に内をすくってきた久島尚樹に競り込まれてしまった。それでも「誰か自分の位置を狙ってくるかもしれないと思っていたし準備はできていた。普段から周回練習で(並走は)やっているし、ヨコが強い人に鍛えてもらっているので」と自信を持って冷静に対処。執拗に攻めてくる久島を外からキメると、長田をキッチリ2着に残す鮮やかな地元ワンツーを結実させ「自力でやるより(番手戦の方が)楽だし余裕はありました。地元で1着はうれしいですね」と白い歯を見せた。

古傷を抱えながらの戦いが続いており「痛みもあるし、ちょっと悪くなってきそうな感じが…。でもそこはうまく付き合いながらやっていくしかない」と満身創痍の状態も、前回の奈良で久々に優出するなど成績は上昇ムード。2日目(23日)の準決も「気持ちで」突破して、連続優出、そして久々のVへと一気に突き進む。

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