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【巨人】2年目・浅野翔吾 オフは異例の単独自主トレ…球団一任のウラにイチロー氏からの〝薫陶〟

東スポWEB / 2024年11月23日 5時9分

3年目の来季、さらなる飛躍を狙っている巨人・浅野翔吾

Gの若武者が「イチロー魂」で首脳陣の信頼をつかみ取った。巨人の浅野翔吾外野手(19)が22日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1230万円から570万円増の1800万円でサインした。

プロ2年目の今季は8月以降に一軍定着。8月14日の阪神戦(東京ドーム)でのプロ初満塁弾など40試合に出場し、打率2割4分、3本塁打、18打点とチームの4年ぶりリーグVに貢献した。「打点は身長の大きい小さいは関係ないと思うので、打点70点以上を目標にやりたい」と具体的な数字を掲げ、来季に腕をぶした。

今オフは地元・香川での単独自主トレを行う予定。高卒2年目としては異例の決断だ。阿部監督からも「いい精神修行になる。1人できつい練習をやるのってきつい」とゴーサインを出され、背中を押された。

もちろん「球団の宝」と目されている浅野の単独自主トレは大きな賭け。調整失敗となれば、チームの育成方針にも大きく影響する。だが、球団関係者は「浅野は『常に全力』をモットーにするイチローさんを尊敬している。『絶対に手を抜くことはないだろう』と首脳陣も安心していた」と打ち明け、太鼓判を押す。

浅野はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)から高松商2年時に指導を受けた経緯があり、今年1月14日にも同氏の自主トレに参加。背番号51を背負う浅野は「イチローさんの期待に応えられるように、頑張っていきたい」と力を込める。

日米通算4367安打を放ち、来年1月に日本選手初のメジャー殿堂入りも確実となったレジェンドを目指すには、一心不乱の気持ちで練習に取り組む必要がある。あらためて「(阿部監督から)質より量というふうに言われたので、量をしっかりこなして、1年間しっかり戦い抜ける体づくりをしたい」と気を引き締め直した浅野。どうやらオーバーワーク以外は全く心配なさそうだ。(金額は推定)

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