【ＷＷＥ】イヨ・スカイ 決別したベイリーと〝共闘〟か…ジェイド負傷でウォーゲームス前に急展開

ナイア・ジャックス(手前)にミサイルキックを放つイヨ・スカイ（©WWE）

ＷＷＥ人気ユニット「ダメージＣＴＲＬ」のイヨ・スカイが、ＰＬＥ「サバイバーシリーズ：ウォーゲームス」（３０日＝日本時間１２月１日、カナダ・バンクーバー）の女子ウォーゲームスへ向けて大暴れだ。

金網に囲まれた２つのリングで戦う５対５の軍団対抗戦でイヨは、ＷＷＥ女子タッグ王者のビアンカ・ベレア＆ジェイド・カーギル、ナオミ、元女子世界王者リア・リプリーと〝ドリームチーム〟を結成。女子世界王者リブ・モーガン、ＷＷＥ女子王者ナイア・ジャックス、ＭＩＴＢ覇者ステファニー・ストラットン、ラケル・ロドリゲス、キャンディス・レラエの〝悪女王軍〟と激突する。

一方、２２日（日本時間２３日）のスマックダウン（ユタ州ソルトレークシティー）では、ジェイドが何者かに襲われ、救急車で病院送りに。タッグパートナーの緊急事態にビアンカは、ＵＳ女子王座決定トーナメントの試合を〝放棄〟してまで駆けつけ、救急車に乗り込んでしまった。一体、誰が襲ったのか？ ニック・オールディスＧＭは悪女王軍のナイアに問いただしたが否定した。

そうした中、ナオミがベイリーと組み、ステファニー＆キャンディスとウォーゲームスの前哨タッグ対決したが、試合途中でナイアが介入。ナオミをボコボコにすると、軍団対抗戦のメンバーではないベイリーもステファニーとキャンディスに袋だたきにされた。

大混乱の中で現れたのが、何とロウ所属のイヨだ。リング上に走り込んで、キャンディスとステファニーを掌底アッパーで退治した。ナイアには巨体で吹っ飛ばされたものの、エプロンでハイキックを見舞って逆襲。すかさずトップロープに飛び乗り、鮮やかなミサイルキックをＷＷＥ女子王者に叩き込んだ。

イヨが大暴れを見せたところで、今度はリブ＆ラケルが乱入してイヨを殴りまくった。イヨとナオミはベイリーとともに悪女王軍に５人がかりで暴行されたが、ここで右眼窩骨折から強行出撃を決意したリアが登場。バッドウーマン風の防護マスクを着けて、竹刀で敵チームを叩きのめした。

イヨは何とリアから抱え起こされ、意外な形でチームの絆を深めた様子だ。一方、かつてのダメージＣＴＲＬの元リーダーで、イヨがユニットから追放したベイリーとも同じリングに。２人は大抗争を展開し、４月の祭典「レッスルマニア４０」の王座戦では、イヨがＷＷＥ女子王座をベイリーに奪われている。

因縁深い関係で、ベイリーはすでに「イヨは信用できない」などと語っていたが…。病院送りとなったジェイドは、次週のスマックダウンの欠場が決定。翌日のウォーゲームスへの出場も難しいとみられる。となると、ナオミと親しいベイリーが〝ドリームチーム〟入りするのか？ イヨとベイリーの関係も含めて気になるところだ。

この日のスマックダウンは「ＡＢＥＭＡ」にて放送された。