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【新日本・WTL】辻陽太 デビッド・フィンレーのリーグ不参加を糾弾「外道と組めば出れただろ」

東スポWEB / 2024年11月25日 5時10分

WTL公式戦でゲイブ・キッド(左)と激しい攻防を見せた辻陽太

新日本プロレスの「ワールドタッグリーグ(WTL)」Aブロック公式戦(24日、後楽園)で、辻陽太(31)、鷹木信悟(42)組がゲイブ・キッド(27)、SANADA(36)組から2勝目を挙げた。来年1月4日の東京ドーム大会でIWGP・GLOBALヘビー級王者デビッド・フィンレー(31)に挑戦する辻は、優勝後のプランを披露。その一方で、WTL不出場のフィンレーに王者失格の烙印を押した。

フィンレー率いる「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」との公式戦。SANADAのダーティーファイトに苦しんだ辻だったが、急所攻撃をかわすとウラカン・ラナで3カウントを奪い「俺と鷹木さんが優勝しなきゃ誰が優勝するんだよ?」と言い放った。

昨年までのWTLは翌年東京ドーム大会のカードが決まった選手は不出場だったが、今年はその不文律が撤廃された。来年1・4では辻がフィンレーに挑戦し、鷹木がKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とのNEVER無差別級王座V2戦が決定済みだ。翌1・5東京ドームでも辻がジャック・ペリーとのシングル戦、鷹木は竹下戦に勝利すれば、石井智宏とのV3戦に臨むことになっている。

そのためWTLを制した場合、IWGPタッグ王座(現王者はグレート―O―カーン&HENARE)への挑戦はドーム以外の舞台が必要となる。そこで辻は「今までの常識に当てはめる必要はないと思うんですよ。優勝チームが東京ドームでタイトルマッチをやらなきゃいけないと、誰が決めたんですかと。俺たちがWTLを取ったら、その次の1・6でタッグベルトに挑みたい。その時に誰がチャンピオンかは知らないですけど」とドーム2連戦翌日の、1月6日東京・大田区総合体育館大会での挑戦を熱望する。

「体的にはハードですけど、我々激烈タッグには最高の2025年のスタートになるんじゃないかと思いますね」

そんな青写真を完成させている辻にとって大いに不満だったのが、フィンレーのWTL不出場だという。新日本が管理するシングル王座保持者(IWGP女子を除く)でエントリーされていないのはフィンレーだけだ。

「せっかく逃げないで防衛戦の相手に俺を指名したのに、今年最後の大きなシリーズから逃げたなって。補欠かもしれないけど、邪道は棚橋弘至と出てるぞ。お前も外道と組めばタッグリーグ出れただろと。王者の自覚があるなら参加するべきだったと思いますね。世界に名だたるバレットクラブのトップがそんなんでいいのか」と断罪し、ベルト奪取の誓いを新たにした。

今年は「NEW JAPAN CUP」を制すなど新時代の扉を開いた辻。来年は一気に業界の主役に躍り出る。

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