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愛犬家のドジャース左腕・ベシア 大谷翔平&デコピンばりの始球式「うちの2匹には無理」と話す理由

東スポWEB / 2024年11月25日 11時4分

今季、中継ぎで好成績を残した大谷翔平の同僚でもあるドジャース・ベシア

【元局アナ青池奈津子のメジャー通信】2年前のこの時期、アレックス・べシア(ドジャース)はプロポーズと、ある準備で忙しかった。もともとは7月のオールスター休暇中に彼女を驚かせる予定だったが、偶然にも妹がその直前にプロポーズを受けた。かぶってしまう…。計画を急きょ数か月後のオフシーズンに変更した。

「それが逆に良かったんだよね。僕らは交際を始めた頃からミニチュア・ダックスフントの写真をよく送り合っていて、付き合って3年ごろには『いずれ一緒に飼いたいね』『婚約したら飼おうか』なんて話をしていた。だから時間ができたことで『指輪だけでなく犬も一緒にプロポーズできる』と思い立てたんだ」

これが、アレックスがかねて憧れていたミニチュア・ロングヘア・ダックスフントのルーファス君を、べシア家で飼うきっかけになったという。

「愛犬自慢をしてほしい」とのリクエストにアレックスが「話、長くなるよ」と笑ったので冗談かと思ったら、まさかのラブストーリー展開。いろんな思いが混ざり合うようで、すごく誇らしそうに当時の様子を振り返ってくれた。

「ケイラと僕は2人とも、飼うなら子犬からがいい、僕らを親として認識してほしいという思いを持っていたから、タイミングもとても大事だった。やっと見つけたルーファスはテネシー州生まれ。生後8週間でサンディエゴの両親の実家に丁寧に届けてもらい、プロポーズの前に自分でピックアップして、イベントコーディネーターが用意してくれた赤い箱に入れたんだ。今では4~5キロあるけど、あの時はまだわずか52センチくらい。本当にかわいかった」

2022年11月18日、ケイラさんはアレックスの妹セリーナさんの婚約パーティーに出席するつもりで、サンディエゴのラホヤビーチに来た。

「彼女は勘がいいから、絶対にバレないようにと婚約パーティーのフライヤーまで作ったんだよ。彼女の両親や親友なども遠方から飛んできてもらい、待機してもらっていた」

細心の注意を払ったかいあって、ケイラさんは全く気づかない。

「最後は妹が『あら、あれは何かしら?』とケイラを振り向かせたところに、僕がバラの花束を持って立っているというシチュエーション。彼女の手を取り、ビーチに備えられた花道とアーチまで一緒に歩いて行ったんだけど、そこでちょうどアーチの下に置かれた箱の中のルーファスが鳴いたんだ。『何かしら?』とのぞいたケイラはもう大泣き。本当に素晴らしいプロポーズを演出することができたよ」

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