純烈 初の武道館で友井雄亮さんら元メンバー２人登場 酒井一圭「お客さんが一番喜んでくれること」

初の武道館ライブを大盛況で終えた純烈の(左から)酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、岩永洋昭

４人組歌謡コーラスグループ「純烈」が２５日、東京・日本武道館で初の単独公演を行い、７０００人を動員した。

来年１月発売の藤井フミヤ作詞、藤井尚之作曲の新曲「奇跡の恋の物語」を初披露したほか、代表曲「プロポーズ」など２５曲を歌唱。中盤では、２０１６年に脱退した林田達也さん、１９年に脱退した友井雄亮さんが出演し、６人で「涙の銀座線」「星降る街角」などをパフォーマンスした。

また、終盤ではダチョウ倶楽部がゲスト出演し、２２年のＮＨＫ紅白歌合戦でも披露した「白い雲のように」を披露する場面もあった。

終演後、現メンバーのリーダー・酒井一圭（４９）、白川裕二郎（４７）、後上翔太（３８）、岩永洋昭（４５）が囲み取材に対応。出演した元メンバーの林田さんは現在、宝石デザイナー、友井さんは大阪で焼き肉店の店長として第二の人生を歩んでいる。

友井さんは週刊誌でスキャンダルを報じられたことで脱退＆芸能界引退しただけに、酒井は「いろんなメンバーの脱退やいろんなことを経てですね、記者のみなさんに囲まれてる感じも、アイツがおったから謝罪会見を思い出します」と報道陣を笑わせた。

林田さんと友井さんに出演オファーした理由について聞かれると、酒井をツアーなどを共にする演出家と脚本家の両スタッフが臨んだ形だったことを告白。「台本を見た時に『そうか、これがお客さんが一番喜んでくれることなんだな』と思った。うれしい気持ちにすぐなれた」と明かした。

また、キレキレの動きを見せていた友井さんについて「事件の直後から僕らも一切会わず、マネジャーから焼き肉の勉強してると聞いていた。２年半後に焼き肉店が安定した時に行って、アイツが焼いて食べたことも。大阪のコンサートの時も焼肉弁当の物販でも来てくれた」と話した。