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【ソフトバンク】FA権行使の甲斐拓也が質問攻めにタジタジ「そういうあれじゃないですけど…」

東スポWEB / 2024年11月26日 6時4分

表彰式で笑いをとったソフトバンクの有原航平(左)と甲斐拓也

もはや「時の人」だ。国内FA権の行使を宣言したソフトバンク・甲斐拓也捕手(32)が、25日に都内のホテルで開かれた「2024プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式に出席した。

エース・有原とのコンビで選出され「こうやって1年間(バッテリーを)組んで、賞をいただけるのはすごくうれしい」と受賞を喜び「捕手としてしっかり投手をリードできるように、自分自身も勉強してしっかり頑張りたい」と来季への意気込みを語った。

表彰の席とはいえ、甲斐の去就は今オフの大きな関心事。セ・リーグの同賞には、くしくも自身の獲得を目指す巨人の菅野と小林が選ばれ、多くの巨人担当記者も訪れていた。取材は巨人勢、ソフトバンク勢の順番で行われたが、菅野らの対応が終わっても多くのG担がその場から離れることはなかった。

その様子を察した甲斐は笑いながら「有原だけに話を聞いてくれれば」と言ってはみたものの、当然そんなわけにはいかない。阪神・大山と並ぶ市場の目玉とあってFAに関する多くの質問が飛んだ。

そして「もしかしたら、来年(は有原と)対戦するかも」という質問には甲斐もタジタジ。「その前提にじゃないですけど、そういうあれじゃないですけど」と前置きをし「(有原が)日本ハムの頃から対戦して本塁打も打ってますし、打点も挙げてますし、四球も取っている。悪いイメージはない」と答えると、すかさず有原が「でも、アウトは結構三振が多いです」と絶妙なツッコミを入れて会場は笑いに包まれた。

甲斐は今後について「今のところはまだ伝えることはないんですけど。いろいろ考えながら決断していきたい」と話すにとどめた。近日中には阿部監督との直接交渉も予定されている。仮に移籍を決断すれば、多くのG党とアンチ、さらには鷹党からも視線を集めることになるが果たして――。

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