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前半から中盤に多くの謎と伏線「六人の嘘つきな大学生」どんでん返しに次ぐどんでん返し

東スポWEB / 2024年11月26日 14時4分

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【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。17日投開票の兵庫県知事選で前職の斎藤元彦氏が再選を果たしましたね。内部告発の文書問題で失職した斎藤知事ですが、県立大学の授業料無償化などを推し進める政策で若い世代を中心に支持を集めました。学費に追われることなく学業や就職活動などにしっかりと専念できれば、学生にとって意味があることは確かです。

そんなところから今回は今月22日に公開されたばかりの、学生の就職活動をテーマにした作品「六人の嘘つきな大学生」を紹介します。

今作は浅倉秋成さんによる同名小説が原作。人気企業の最終面接に残った6人に「選考を通過するのは1人のみ。その1人を自分たちの話し合いで決めるように」との課題が提出される。さらに、6人が集う会議室ではそれぞれの秘密を記した封筒が見つかって…。次々に秘密が暴かれていく中で一体誰が合格者に選ばれるのか、片時も目が離せない密室ミステリーになっています。

今作の最大の見どころは頭脳戦です。前半から中盤にかけて多くの謎と伏線が張り巡らされていって、それを最終盤でどう回収するのか。もうどんでん返しに次ぐどんでん返しであっと驚かされましたね。

誰もが経験するであろう就職活動というテーマも大きなポイントです。面接ではみんなスーツを着て自己PRをすると思うんですが、そういう時に本当にきれいな自分でい続けられますかっていうところなんですよ。少し話を盛ってしまったり、それこそグループ面接だと相手よりうまく見せようとしてしまうじゃないですか。なんせ人生がかかっていますからね。今作もあくまでその延長で、じゃあみなさん、人生の大切な場面で絶対に知られたくない秘密がバラされそうになったらどうしますか、と私たちに問いかけている。そんなふうに感じましたね。

近年就職活動の早期化が嘆かれています。早まれば早まるほど学生の本分である学業や一生の思い出となる学友と過ごす時間が減ってしまいますから。そんななか、兵庫の県立大学生がバイトなどに追われることなく就活に向き合うことができれば負担は軽減されるでしょう。誰もが自身の経験と照らし合わせながらじっくりと楽しめる、秋の夜長にぴったりの映画です。ぜひご覧ください!

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